無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

大山麓スケッチ①

2010-12-31 15:22:06 | 山暮らし

大雪警報発令中

今日は大晦日ですが、朝から「大雪警報」が発令されています。
この地は標高350mで大山の山麓にあります。したがって、雪がよく降る土地柄です。

小鳥のえさやり場の屋根に積もった雪もご覧のとおりです。これでは小鳥も餌を食べられませんね。

道路もこのような状態です。もう30センチ以上は積もっているでしょうか。雪はまだやみそうにもありません。
深い雪の中で2010年も終わろうとしています。


よく晴れた日の大山の雄姿です。


大山無聊軽便鉄道―土木工事③-

2010-12-30 17:05:22 | 趣味の鉄道 5inchgauge




【番外編】
迷惑な助っ人が現れました。

 

 

  


迷惑な助っ人、参上!

① どこから聞きつけたのか、トンネル掘りの名人が助っ人に来てくれました。
② 当局としては、地下鉄工事の許可はしていません。
③ にもかかわらず、線路の真下をせっせと掘ってくれています。夜中に作業した模様です。
④ ここは森の中、迷惑な助っ人の正体はは「モグラ」でした。

いい感じです

① メンテナンスと自然保護のため(ちょっとオーバー)バラスの使用を控え、真さ土だけで道床を作りましたが、鄙びた感じがよく出ています。
② 枕木が埋もれている様子などさびれた感じがいいですね。


     
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大山無聊軽便鉄道―土木工事②-

2010-12-29 18:39:52 | 趣味の鉄道 5inchgauge


←線路敷設計画イメージ図

概ね、敷地は長方形(いわゆるウナギの寝床風)です。イメージ図の下から上に向かって上り傾斜があります。また、イメージ図の左から右に向かって下がっています。その上、至る所に木立があります。
イメージ図では直線で描いていますが、現実は木立を迂回して線路を敷設する必要があります。
第一期工事部分は、一番上の部分です。

【使用レール】

モデルニクス製軌きょうレール(鉄) 一部自作レール(アルミレール)

  • 直線軌きょう 3m×2 =6m
  • 直線軌きょう 1.5m×2 =3m
  • 曲線軌きょう R4×12 =25.12m
  • 自作アルミレール =0.6m     合計 34.72m
     

               

測量と仮置き

 ① 今回はR4mの軌きょうを使用するため、ポイントを決めてだいたいの設置位置を確かめる。ただし、木立が邪魔をしてなかなか正確にとはいかない。
 ② 基準点を決め、手製の水缶(水平を測るもの)を使って一応線路敷設地の水平を確認する。
 ③ だいたいの線路設置位置が決まったら、実際に軌きょうを仮置きする。
 ④ 仮置きをして、課題点(木の根っこにぶつかる等)を何度も軌きょうの位置を変えながら解決する。
 ⑤ 最終的に、落ち着いた(ちょっと不安がありますが・・・)ところでスプレーにて地面に印をつける。

高低差解消策 その1
                                      
 ① 橋梁を架けて高低差を解消するというものの、その労力を考えると気が遠くなりそうです。
 ② そこで、考え付いたのが「真さ土」で盛り土する工法です(大げさな!)。これが意外と土が要ります。一輪車で何度も運びました。高さ30センチぐらいまでです。
 ③ 「真さ土」はさらさらとして弱そうですが、盛り土をするときに水をかけ、足で踏んだり、平木で叩いたりして固めておきます。乾くと意外に固くなります。崩れたらまた真さ土を足して同じことをします。メンテナンスも簡単です。
 ④ 固まったら、現場施工主義で軌きょうを置き、微調整しておきます。特に、レールのジョイント部を正確に合わせておきます。

高低差解消策 その2

 ① あらかじめ測量しておいた高低差分の「橋梁」を置き、軌きょうを仮置きして実際の位置関係を見ていきます。
 ② やはり、調整が必要です。
 ③ 難しいのが、Rのあるレールのジョイント部の接合です。数ミリずれると全体でどのくらいずれるのでしょうね。
 ④ 土台となるセメントレンガの水平もできるだけきちんととります? ただ、地面そのものがふわふわと柔らかいのでやや心もとないことです。

橋梁の仮置き その1

 ① イメージしていた様に、実際に橋脚に橋梁となるSPF材を置き、その上に軌きょうを設置します。
 ② 強度を考えて、橋梁は三本渡すことにしました。幅は1.8mあります。

橋梁の仮置き その2

 ① 三本の橋梁は、左右の枕木の幅と同じになるようにし、真中に一本入れます。
 ② 乗ってみると、この幅でもがっちりしています。強度はOKかな。
 ③ 念のため橋脚を真中に入れ、3本とします。

木材保護塗料塗布

① まずは、ホームセンターへ行き、SPF材を調達します。SPF材と呼ばれるごとくホームセンターで木を持ってみると軽いのや重いのや色々あります。
② 購入にあたっては、1本1本反りに注意して選びます。(よく暴れています)
③ 下準備として、割合湿気の多い場所ですので木材保護剤を塗ります。写真は1度塗りの段階です。SPF材の上に乗っているのは、橋脚部分です。
④ よく塗料を乾燥させてこの後2度塗りします。塗料は余りがあったので経費はかかりません。3

着工 その1

① 木材保護剤を塗布したSPF材をカーブの長さに切っていきます。初めは、机上で計算したのですが、一番確実な方法が現場施工主義です。橋脚の位置は計算したつもりですが、やはり若干距離に誤差があるようです。
② この後、切り口を特にたっぷりと保護剤を塗ります。

着工 その2

① R4mの軌きょう一周分は12分割されています。つまり、製品の軌きょうは30度分となります。したがって、机上の計算では10度ごとに橋脚を入れる計算でした。
② しかし、SFP材が意外と強度があるように思えたため、15度(軌きょうの真ん中)に変更しました。
③ 写真のように、軌きょうを置きながら橋梁の長さを現場で調整します。
④ 真ん中の橋脚が「新兵器」です。

新兵器登場

① これが「床束(ゆかつか)」と呼ばれるものです。名勝の如く、床下の支えとして使われるものです。
② これの利点は、容易に上下の調整ができるところです。強度もありそうです。
③ 手作りの橋脚と橋脚の間に入れて、うまく調整しながら水平をとります。
④ これのおかげでずいぶんと作業が楽になりました。

線路は続くよ!どこまでも その1

① いよいよ、線路が連結する日も近いようです。
② 写真では簡単そうですが、一つ大きな問題があります。それは、計算上はうまくつながらないということです。ただ、ジョイント部分に遊びがあるので「無理やり」つなげる計算です。(モデルニクスの説明でも多少の誤差は吸収できると書いてあります)
③ 果たして、結果はどう出るでしょうか?
④ 橋梁部分は、大部分コースレットの斜め打ちです。

線路は続くよ!どこまでも その2

① レール同士の連結も順調です。
② 水平もおおむねうまく取れています。

線路は続くよ!どこまでも その3

① 盛り土と橋梁部分の連結の様子です。
② ブロックを使用して橋脚の土台と土止めを兼ねています。
③ まだ、土止めの板に木材保護剤を塗っていません。

無事! 連結

① 心配していた最後のレールの連結がうまくいきました。
② 机上のレイアウトでも多少の無理があったのですが、ジョイント部分で吸収できました。
③ 既製品で足らずの部分はモデルニクス製のアルミレールを使って自作しました。
④ 枕木部分はホームセンターで手に入れた鉄の板。25センチに機械を借りてホームセンターでカットしてきました。
⑤ 厚みが少し足りないのですが良しとします。犬釘の代わりにビスで留めます。
⑥ この方法はとても安易です。既製の軌きょう同士を留めるのですからあえてレールのゲージを測る手間が省けます。

無事連結と思いきや!

① 木々の間を抜け、線路はうまくつながりました。???
② ・・・と喜んだのも束の間のこと。
③ あれだけ慎重に組み立て時にレールのジョイント部を確かめながら施工をしたにもかかわらず、すべての軌きょうを連結してみて気がつきました。
④ 写真では分かりづらいですが、わずかにカーブのところでレールが外側に膨らんでいます。その結果、内側の枕木が橋梁にかかっていません。3本あるから大丈夫のように思いますが心配です。恐れていたことが現実の問題になりました。
⑤ やり直しでしょうか?

橋梁修正

① 初めは、それぞれの橋桁をはずして外側へつけかえようと試みたのですが・・・
② すでに、レールが敷かれているので難工事になります。
③ そこで、少し目をつむって廃材利用で内側の橋げたに補強材を付けることにしました。
④ これで強度的に大丈夫と思われるのですが・・・(安直です)

線路俯瞰

① 第一期工事で敷設した一周34.72メートルのエンドレスの線路です。
② 木立を縫うように線路が敷かれています。
③ 手前の白く見えるところが盛り土部分で、奥側が橋梁部分です。
④ このように見ると、土地の傾斜がよくわかります。

第一期の線路敷設は一応完成しましたが、全体構想の五分の一程度です。
完成はいつになるかわかりませんが工事はつづきます・・・。
             しばらくはぐるぐるまわって楽しみます。


    
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琵琶湖一周ウォーキングに挑戦 ⑧

2010-12-28 09:43:23 | ウォーキング

琵琶湖一周ウォーキングも今年は終わりです。そこで、ここまでの分をまとめておきます。
この夏は例年にない猛暑で、9月になっても暑い日が続きました。その影響で琵琶湖一周ウォーキングに挑戦するのも遅れてしまいました。
今年は、「長浜」から「近江高島」までを歩いたことになります。ちょうど琵琶湖の南側の半分以上をUの字に踏破しました。来年は残りの北側、「近江高島」から「長浜」までを歩きます。
 

月日コース距離換算距離

1

9月29日

南草津~矢橋帰帆島~浜大津

15.7km

20.9km

2

9月30日

浜大津~坂本

8.0km

12.1km

3

10月7日

坂本~琵琶湖大橋~真野浜

9.9km

16.3km

4

10月8日

真野浜~JR志賀駅

10.5km

17.3km

5

10月11日

JR長浜駅~彦根城~JR彦根駅

13.8km

20.7km

6

10月12日

JR彦根駅~薩摩町バス停

11.9km

17.3km

7

10月26日

長命寺交差点~JR堅田駅

19.5km

24.8km

8

11月3日

JR堅田駅~JR膳所駅

21.0km

27.2km

9

11月20日

薩摩町バス停~長命寺交差点

16.6km

22.4km

10

12月5日

JR志賀駅~JR近江高島駅

15.4km

23.2km

   

合計

142.3km

202.2km

※「距離」は、地図上のものです。換算距離は歩行計によるものです。


カナダの思い出 35 トロントでお正月

2010-12-27 09:27:40 | カナダの生活

クリスマスも終わり、いよいよお正月ですね。そこでカナダ・トロントでの我が家の迎春の様子を紹介します。

【トロントでお正月】

この国ではお正月(New Year)よりクリスマスの方が大切ですね。しかし、日本人としてはお正月を大切にしたいです。さまざまな国の人が一緒に暮らしているトロント。年明けの仕方にもいろんな文化が見られます。

       

これはなんだと思いますか?実は、トロントにも日本料理を届けてくれるところがあります。「あけぼの」というデリバリーサービスのおせち料理です。容器は日本のように凝ってはいませんが「賀正」書いてあります・異国にいて日本が恋しくなる瞬間です。
普段の食材でも、魚を定期的に届けてくれるサービスもあります。

 

形だけですが、真ん中におせち料理が並んでいます。
食材は、日本食材を扱う店が数店ありました。また、中国系のスーパーなどでもある程度調達できます。
この後は、隣人も呼んでパーティです。
こんなバージョンもありましたよ。
こちらは、クリスマスに届いたカードです。このように飾っておくようです。ずいぶんとたくさんありますね。