無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

大山無聊軽便鉄道―連結運転―

2011-03-29 16:07:00 | 趣味の鉄道 5inchgauge


いよいよ機関車に運転車と客車を連結して運転します。

         

一号機に運転車、客車が初めて連結しました。当鉄道初のそろい踏みです。
後ろから見た連結の様子ですが、一号機が力強くけん引しています。
自動(?)運転していますが、近づいてくるにつれディーゼル音が良い響きです。
踏切を通過するところです。踏切を作らなければなりませんね。
ボギー車も調子よくけん引されています。
いよいよ橋(高架部分)にさしかかります。
橋梁を力強く渡ります。橋の強度は十分なようです。
上からのショットです。一号車が運転車、客車を力強くけん引していきます。
カーブに差し掛かった時、客車の前のボギー台車(茶色部分)が座席に対してわずかに左に向いているのがわかるでしょうか。
最初に描いていたイメージがこのような形で完成しました。

  


大山無聊軽便鉄道―客車製作③-

2011-03-07 15:03:47 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 


【連結器の取り付け】

      

連結器をどうするか迷っていましたが、ホームセンターで見つけた「ミニ金具」というものを二つ使って代用することにします。
このように上下に二つの「ミニ金具」を重ねて取り付けるだけです。
連結棒はビスで代用します。
運転車と連結したところです。
当鉄道のロゴをデザインしたテールマークを取り付けました。
前後からの客車の様子です。
走行については、うまくボギー台車が機能してスムーズな走りを見せてくれています。カーブを通過時に台車が左右に回っている様子がよくわかります。また、大人を乗せての走行でもとても安定していています。「スチール回転盤」ががっちり支えてくれているようです。

  



大山無聊軽便鉄道―客車製作②-

2011-02-23 17:35:08 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 


【座席部分の製作と台車取り付け】

                      

座席となる部分です。イメージ図より全長を短くしました。理由は簡単です。市販の板の寸法が大体90cmを基本としているためです。1820cmの松の集積材を半分に切ってもらいました。全長91cmのパーツの出来上がりです。
最初は、もっと安い合板で作る予定でしたが表面が荒いのと意外と柔らかいためこれにしました。中央の板が幅30cm 、その他が幅25cmです。
厚さ20cmの集積材ですが、それだけで芯棒を支えるのは心ともないので補強のため3cm×3cmの角材を入れることにしました。
このようになります。
芯棒を通すとこんな感じになります。
ただ、問題がありました。芯棒のφは16です。手元にあるドリルはφ15です。当然入らないはずです。しかし、木の利点は少々の誤差は吸収してくれるところです。確かにはめ込むのは固く、金槌でたたかなければなりませんでした。これで、うまくスムースに回転してくれるのか心配になります。
あけた穴が小さいため、ペンチで満身の力(?)を込めてなんとか台車のネジにとりつけました。手で回したくらいではびくともしません。心配、心配。
とにかく、様子を見るために両方に台車を取り付けて走行テストとなりました。
結果は、上々!。あれほど硬くて手で押したくらいでは回らなかった台車ですが、線路にのせて体重をかけると両台車ともレールにきれいにトレースしていきます。成功です。堅いくらいがむしろ良かったみたいです。またひとつ学習しました。
台車部分と座席部分はこんな感じでセットされます。馬路村の丸山公園の客車のように台車部分を出しています。
動くことが確認できたので、一度ばらして座席部分の色塗りをして組み立てます。
座席の底に当たる部分に塗装します。色は一号機や運転車と統一しました。
座席部分の組み立てです。25cm×90cmの板をコの字型に組み立てるだけです。後で補強としてコの字の開口部に横棒を入れます。
底板との結合をどうするか悩みました。最初は底板の裏側からビス留めのつもりでしたが、台車との結合部分に不具合が出た時に台車をいちいちはずしての点検は大変なので、底板にはめ込む方法をとります。
底板に座席をはめ込む枠を取り付けます。やや神経を使う作業です。後でビスで横から固定します。
うまく座席部分がはまりました。ガタつきもありません。補強の横材も取り付けてあります。
台車の取り付けです。
しっかり固定させるため、間にスプリングワッシャーを入れてきつく締めつけます。
取り付けた台車を下から見た状態です。しっかりとした状態になっています。まだ、走行テストをしていないので何とも言えませんが、この分では大丈夫かと思います。
客車づくりの残り部分、手すりなどを製作しましす。
座席の前後に張り合わせる板を加工します。板を抜いている部分が手すりとなります。
今回は、組み立てる前に塗装をします。
座席部分も同じように塗装します。
塗装後、組み立てた様子です。
台車に乗せて完成です。
集積材のわずかな反りがここにきて作業に影響しました。台車部分にうまく座席部分が入らないのです。ここは「力技」でいきます。
台車と座席の接続部分です。真横から見るとスチール回転盤のボールベアリングを見ることができます。
下からの様子です。少しだけスチール回転盤が見えます。
完成です。ステップ部分が狭いので工夫するつもりです。
まだまだつづきます・・・・

  



大山無聊軽便鉄道―運転車輌製作―

2011-01-22 09:12:10 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 



【運転車輌製作イメージ図】

 

このようなイメージの乗車兼コントロール車を作ることにしました。
台車は、一号機と同じ寸法(60cm×30cm)です。
ただし、車軸間距離は広くとっています。(約36cm、一号機は25cm)
なぜなら、車軸間距離が狭いと運転者が座った時に前が跳ね上がってしまい危険です。

【材料】
・合板・・・椅子や側面に使用しました。表面にざらつきがあり塗装の仕上がりがいまひとつですが加工がしやすいのと反りが出難いであろうという理  由からです。寸法がわかっている場合ホームセンターで正確にカットもしてもらえます。
・集積材・・・台車部分に使います。一号車と同じです
・車輪等・・・モデルニクスの入門セットAの客車キットです。
・コントローラは入門セットAについていたものです。
 


          

下から見たところです。非常にシンプルな構造です。左右に見える四角いものが連結器です。この台車は、一号機製作時の失敗作の流用です。車輪の間に見える四つの穴はその時のものです。一号機にチェーンを掛けるときなかなかチェーンの張りが出ず試行錯誤したときのものです。
木材の加工は柔らかくて簡単ですが、1mm程度の誤差も絶えず出ます。ここらが難しいところですね。
このような簡単な作業でも、天板と車軸を取り付ける角材を別々に穴あけするとネジが入らないということがしばしば発生します。これは、定規の精度と人の目の精度に関係しますね。
したがって、このような作業をする場合は可能な限り天板と角材を留めておいてから穴を貫通させる方法をとりました。
端切れ材を利用して、モデルニクスのコントローラを載せる台を付けたところです。
人が乗ることも考えて、デザイン的には今ひとつですが、足を置くスペースを確保しました。
このあたりは、現場施工主義が大いに役に立ちます。
コントローラを載せる台の下に穴を開けていますが、これは連結器のためのものです。
この中に連結するためのボルトがあります。抜いたり挿したりする必要があるためのものです。
下の写真のようになります。
黒色の穴のあいた鉄板が連結に使うものです。ホームセンターで入手。
その上、中央に見えるボルトが黒の鉄板の穴に入り、連結できます。
座席下も同じように連結用の穴を開けています。
ここにコントローラーをセットします。
コントローラをセットしたところです。コントローラーは精密機器ですので、屋外に出しっぱなしにはしておけません。そのために取り外し自由にしておかなければなりません。
一番安直な方法として、放熱板を利用した「はめ込み式」にした点です。
コントローラーをセットするとこのようになります。コードも取り外し自由にするため固定していません。
ただ、予定ではブレーキ装置をつけるつもりですが、先になりそうです。それまではスピードに注意して安全運転を心がけます。
上から見た写真です。60cm×30cmしかありませんから、フットスペースをできるだけ確保しています。
完成です。後は一号機に連結するばかりです。
ブレーキ装置は、また別の機会に取りつける予定です。

  



大山無聊軽便鉄道―魚梁瀬森林鉄道―

2011-01-17 15:54:13 | 趣味の鉄道 5inchgauge

 


魚梁瀬森林鉄道は、高知県東部に位置する安芸郡馬路村から海沿いの奈半利町まで走っていた森林鉄道だそうです。廃線後、馬路村魚梁瀬(やなせ)地区の丸山公園に保存されています。現在は公園内に敷かれた周回軌道を走っています。希望すれば運転も可能です。
                                 魚梁瀬へのアクセスはこちらです。 


魚梁瀬地区の森林鉄道


丸山公園にある森林鉄道館です。特別に何かあるのかと思いますが実際は車輌が保管されているだけです。訪問した日も誰もいませんでした。

魚梁瀬森林鉄道へはこちらからどうぞ!
森林鉄道館を線路側から見たところです。引き込み線に車輌が見えます。左手に続く線路が公園内の周回軌道です。 引き込み線に停めてあった車両です。珍しい形の車輌ですが、用途はわかりません。見たところでは人が乗るもののようでした。 前後の形が全く同じです。どこからか持ってきたようです。しかし、なかなかかわいい車輌です。気動車でしょうか。 それにしても無造作に置いてあるのにはびっくりしました。
手前は手漕ぎのトロッコのようです。
運転席もシンプルなものです。手作り感が出てとてもいいですね。 これが実際に運転させてもらった「谷村式」DL(復元)です。観光用に客車を牽引しています。この車両をインストラクター付きで客を乗せて運転させてもらえます。駅での定位置停車が難しいですね。 「谷村式」の表示が見えます。なかなか面白いバックビューです。後ろ中央のマークはこの車両を復元した高知県の「株式会社垣内」という会社のものらしいです。 運転席と側面です。プレートに「谷村鐡工所型(復元)機関車の表示があります。平成3年7月製造とあります。
スピードコントロールはボリュームつまみのようなもので行います。
動輪の様子です。珍しい形です。 三両の客車を牽引しています。最後尾の客車は運材台車に乗せてあります。
これを運転させてもらえます。
客車が運材台車に乗っている様子がよくわかります。 運材台車の構造です。この上に客車を乗せているのですね。それにしてもこの運材客車も無造作に置かれていました。 酒井工作所(SKW)の車輌です。 後ろ姿と運転席です。窓枠は木製です。連結器もシンプルですね。 ラジエターのキャップは独特の形をしています。 別の車輌です。カラーリングが楽しいですね。「野村式」と表示してあります。 後ろ姿も重厚な感じがします。この車両も「株式会社垣内」のシールが貼ってありましたから復元かもしれません。 かわいい手動式のポイント切り替え機です。「だるま型転轍機」というそうです。 ポイントの様子です。とてもゆるい感じがします。 懐かしい鉄道の風景です。 このような信号もも設置されています。手作り感が出ています。 線路の様子です。枕木と枕木の間隔が広いのがわかります。

馬路村の森林鉄道


これは馬路村の中心地(?)「馬路温泉」の前にある森林鉄道です。観光のために再現されていますがあまりにも遊園地的です。残念ですね。ここにしかないというものが再現されていたらいいのですが・・・。

馬路地区森林鉄道へはこちらからどうぞ!

森林鉄道の蒸気機関車を再現した車輌が走ります。観光のためですがあまりにも遊園地的ですね。興味は湧きませんね。どうしてこうなるのでしょうかね。
線路のそばに「日本車両」の坑内用ディーゼル機関車が静態保存されています。とはいえ、あまり手入れはなされていないようです。
これはインクラインというものです。水を動力としたケーブルカーということです。木材の運搬に使用したとのことです。実際に乗車できます。
森林鉄道の横にありますよ。