無聊さんの日々是好日

見て、感じて、経験して・・・のんき、気ままな雑記

ポタリング ㉘ 那覇市~宜野湾市

2014-02-24 16:17:03 | ポタリング



那覇市から宜野湾市に至り
ぐるっと回ってのポタリングです。

コースはこちらです。


出発地点は
「ゆいレール」の首里駅。
沖縄での初めての「輪行」です。


さすがに沖縄です。
この花(?)何かわかりますか
これ、ポインセチアの大きくなったものです。
本土では、鉢植えでしか見ないので驚きました。


浦添市に入ってスターバックスで
BROMPTONと一緒に
コーヒーブレイク


何気なくバス停を見ていると
「領事館前」とあるので
探してみるとありました。
「アメリカ総領事館 那覇」です。

で、ついこの写真を撮ってしまいました。
すると、生まれて初めての
「職務質問」を受ける羽目に
お巡りさんは優しい口調だったですが、
きっちりと壺を押えた職質でした。
気をつけましょう


気を取り直して「普天間基地」のある
宜野湾市に
しかし、普天間基地など見ることはできません。
当たり前ですよね。
市役所まで来てしまいましたよ。


ところが、昼ご飯をしていると親切なおじさんが、
基地を見たいならマンションの上に上がればいいよと
教えてくれました。
マンションの5階からなら確かによく見えますね。
もちろん許可をもらってですよ


と、オスプレイが飛んできます。


頭上を轟音と共に飛び去りました。


確かに広い基地です。
宜野湾市のほとんどを占めているのではないかと
思われるほどです。


海側の「沖縄コンベンションセンター」一帯の
海浜公園の野球場では
丁度「DeNAベイスターズ」がキャンプをしていました。


大勢のファンが見守っていましたが、
特に興味もないので
そのまま海岸線に沿って帰路につきます。


ポタリング ㉗ 沖縄離島ポタ 粟国島

2014-02-21 16:07:51 | ポタリング


離島ポタリング第二弾は粟国島(あぐにじま)です。
沖縄本島から60km、東シナ海に浮かぶ小さな島です。
この粟国島に行きたくなったのは
観光化されていない
飛行機利用で日帰りができる
塩作りが見たい
との理由です。
本当は、の理由が1番かもね。
なぜって、この飛行機なかなか予約が取れません。
理由は、定員9名だからです。
そうです、
日本の旅客機
一番小さな「BN-2Bアイランダー」という飛行機なのです。

コースはこちらから


那覇空港の第一航空の事務所で
搭乗券兼座席指定を受けます。
この「1B」にはとても意味があります。
「1A」は機長の席。
つまり、副操縦士の席ということです。
ここに乗せてもらえます。
ただし、小型機ですので体重を
勘案して座席を決めるようですが…
ラッキーの一言です


つづいて、このバスに乗って駐機場まで向かいます。
これがまたまた楽しい限りです。
那覇空港の中をぐるぐる回って
まるで空港施設の見学ツァーです。
運転手さん曰く、「飛行機に乗っている時間と
このバスに乗っている時間とは変わらんよ。」


これが日本最小の旅客機「BN-2B」
人と比較してみてください。

2
写真撮影も自由のようです。


機長さんから順番に座席を呼ばれます。


1Bの席は右側、操縦桿もついています。
最後に、機長に呼ばれて奥に詰めます。
そして、機長が座って出発準備完了というわけです。
座席は、学校の椅子幅ぐらいでしょうか。
狭いよ


さあ、離陸しました。
高度400m位の有視界飛行です。
正に、飛んでるという実感があります。
約25分の空の旅です。


眼下に島が見えます。
水平飛行中の写真撮影はOKです。


サンゴ礁の島がきれいですね。
(この島の名前がわかりました。ナガウンヌ島というようです。)



かすかに、粟国島が前方に見えてきました。
この日は今一つの天候でしたので霞んでいます。


粟国空港に無事到着。
特に何があるのでもありません。

ああ、そうそう粟国島のポタリングですよね。
この島へは、なにせ日本最小の飛行機ですから
BROMPTONは携行していません。

したがって、
レンタサイクルです。それも電動です。
レンタサイクルを予約すると
観光協会の人が空港まで
迎えに来てくれます。
「ビジターセンター」というところで、
自転車を借ります。

それでは、粟国島ポタの開始です。
まずは、自転車のバッテリーのあるうちに
島の西側にある「筆ん崎(マハナ展望台)」に向かいます。
展望台まではずっと登りになります。


途中、島唯一の信号機を発見
とはいっても、学校の前にある教育用信号と聞きましたが。
立派な学校です。


どんどん登ってくと
民家もなく、牧歌的な風景が広がります。


きちんと道標も完備されています。


ここが、「筆ん崎(マハナ展望台)」です。
東シナ海が一望できます。


マハナ一帯を「番屋原」の広場というそうです。
風が強く草原に似た環境とのことです。
そういえば、木が一本も生えていませんね。


島の北西側にある「洞寺」に向かう途中で
サトウキビの収穫作業に出くわしました。
しばらく見ていると
おじさんがサトウキビを一本くれました。
かじってみると子どもの頃に味わった
懐かしい記憶がよみがえってきます。


「洞寺(てら)」と呼ばれる鍾乳洞の入り口。


結構、不気味な場所です。
人を感知すると照明が灯りますが、
とても神聖な場所と感じました。


今度は、塩づくりの場所へ行きます。
この辺りはとても平坦で
ソテツが群生しています。


島の北側に塩の工場はありました。
左に見えているビルのような建物が・・・


中はこのように竹を吊してありました。
ここにくみ上げた海水を滴り落として
塩分濃度を上げていくそうです。


それを、平釜で煮詰めて塩にします。
「粟国の塩」ですね。


島の東側にやってきました。
ここらは畑がきれいに整備されていて
ザワワが育っています。


エメラルドグリーンの「ウーグの浜」
サンゴ礁が広がっています。
白い砂と青い空です。


お昼時だったので集落に戻り、
遅めの昼食後、島の南側にある
「ヤマトゥガー」を訪れます。



奇岩がいくつも見えます。
さあそろそろ、戻らねばならない時間です。


出発点の「ビジターセンター」に戻ってきました。


センターの前に石臼のようなものが展示してあります。
これは、昔の雨水を貯めておく「トゥージ」というものらしいです。
孤島ですから、飲み水には苦労したことがうかがえますね。
現在は、海水から真水を作っているということでした。


「トゥージ」の説明


さあ、「粟国空港」に戻ってきました。
那覇からの便が着陸したようです。


空港内の売店も開いています。
離発着時のみの営業のようです。
地元特産品が並んでいます。


さあ、搭乗時間が来ました。
しかし、一つ疑問がありました。
この飛行機の離着陸の管制は
どうしているのかということです


空港の隣にそれらしい建物があるので
聞いてみることにしました。
すると、管制はすべて那覇で行っているとのことでした。
那覇空港の管制官が
粟国空港のモニター画面やデータを見ながらということです。
そうですよね、
わずか60kmしか離れていないのですから…。
ガッテンです。
すっきりしました。
誘導灯などの点灯はここで係りの人が行うようですが…。


さあ、那覇へ向けての飛行です。
座席は、またまた副操縦席
機長が、虹が出ていることを教えてくれました。
しかし、写っていませんね。


那覇空港が見えてきました。
とても、エキサイティングな空の旅が楽しめました。
今回は、
自転車の話題よりBN-2が
中心となってしまいました。
悪しからず



ポタリング ㉖ 沖縄離島ポタ 久高島

2014-02-19 15:08:43 | ポタリング


久しぶりのポタリングは沖縄の離島編

沖縄は、冬といっても気温が高く
ポタリングにはちょうど良い気候です。
今回は、BROMPTONを持ち込んで
いろいろ回る計画を立てました。

第一弾は、路線バスとフェリーを使って
手軽に行ける神の島「久高島」を走ります。
ただし、ここは島でママチャリをレンタルします。

コースはこちらから


久高島は沖縄本島知念岬の東海上に位置します。
南城市知念安座真港よりフェリーで渡ります。


ここがフェリー乗り場。
日に6便出ています。


これが、フェリー。
高速船もありますが、この時はフェリーでした。
料金も違います。


安座真港出航から20分程度で
久高島「徳仁港」到着です。
停泊しているのは高速艇のようです。
これだと15分とのことです。


港といっても何もありません。
漁港といった方がピッタリします。


港から歩いて高台の待合所の方に行くと
ここが確かに「久高島」と分かる石碑がありました。


島を貫くセメント道。
この道を行くとカベール岬の突端に至ります。
はびゃーん(カベール)という琉球の祖神アマミキヨが
降り立ったとされる場所です。


ここは、とても神聖な場所だとされています。
が、魚釣りをしている人がいましたが・・・?


太平洋になりますね。





この日は天候が今一つで青い海が見られませんでした。
島の南側の景色です。


島の北側、つまり本島側の風景です。
ちょっと神の島には似つかわしくない
「ロマンスロード」と名付けられた
遊歩道を進むときれいな景色にも出会えます。


帰りは、丁度高速船に乗れたので、ここで差額を払います。

とにかく、神の島ということで
島の物は何一つ持ち出さないようにとのことでした。
でないと不幸があると・・・
したがって、貝殻ひとつも拾いませんでした。