板東しょうごの「ふるさと三木に帰れる町に!」

一度三木から離れた若者が、ふるさとに帰ろうとしても、仕事がないから帰れない。若者がふるさと三木に帰ってこれる町にしたい!

1/14付神戸新聞 日本政治の分岐点の年

2011-01-19 10:30:05 | 国政・市政
 既にお読みになった方も多いと思いますが、神戸新聞1/14付で論考2011中島岳志氏が「日本政治の分岐点の年―地方議会改革が必須」と題して記事を掲載しています。

 私は、靖国問題がクローズアップされる中で、右翼的思想をもう少し勉強する必要があると思い三木の図書館で中島岳志さんの『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』(白水社、2007年)を読んだことがあります。私自身、戦前、戦後史についての知識が不足していることを良く感じます。この本も、それを痛感させられる本でした。


さて、記事の内容ですが、


 国民は自民党政権から民主党政権に政権交代をさせた。しかし、それも今では期待から不信感に変わり、シニシズム(冷笑主義)が蔓延している。

政治へのシニシズムが拡大する時期は「救世主待望論」がでる。独断的なポピュリズム政治家が出てきて簡単な二者択一の議論で、抵抗勢力を作ってパッシングする。国民は強いリーダーシップに対する「賭け」を選択して現状打開を期待する。

 この兆候はすでに地方政治に表れている。大阪府知事や名古屋市長の人気はそれらである。彼らの人気の要因には、地方議会が住民から信頼されていないこと。地方議員が普段何をしているかわからない。しかも高給取り。国民感情からいえばムカッとくる。冷静でまともな議論をするために議会改革は必要である。

 地方議員は住民への議会報告を義務付けるべき。議会の動画中継、一問一答、首長の反問権など導入すべき。

すぐに議員定数削減や給与の削減に話が行くが、住民と議会の信頼関係がつくられることこそ重要。

今度の地方選挙では、候補者に対してどんな議会改革をするのか問いただす必要がある。信頼社会を構築できるかは国民にかかっている。


ここまで


三木市にも、この流れが入り込んでいると思います。

さて、いよいよ次回はその5「議員定数削減に反対」です。