闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

第4回型大会

2008年12月28日 | 道場日記

 12月28日(日)第4回型大会が無事終了しました。
第4回となった県型大会ですが・・・本当にますますレベルが高くなっていて、皆さんの型に対する情熱がまさに形になっているなぁと思いました。
 どの方も本当に稽古されているなぁと見ているこちらも嬉しくなったと同時に、もっと努力しないとなと思いました。そして沢山の方がおっしゃっていましたが、この緊張感と悔しさはまた型試合ならではの独特なものがあり、組手の試合同様、空手の修行のひとつとして経験していただけたらいいなと思います。
 甲乙つけがたく、どの方も本当に稽古しているのがわかるだけに審判をして下さった指導員・黒帯の皆さんも本当に大変だったのではないでしょうか。
 真剣に一生懸命判定をして下さっているのがすごく伝わってきました。

 

 文庫道場出場者では、酒巻貴美代さんが優勝(すごいぞ!3連覇)、吉岡陸人君優勝、円山譲治君準優勝。樋口真弓さんが決勝進出でした。
本当におめでとうございました。

 私はいつも優勝した方に関しては、このブログでいろいろ書くことはしません。上手く文章に表現出来ないことも理由のひとつですが、いろいろなことがあってもその試合で勝って終われる方はひとりしかなく、試合に出るからにはそのひとりを誰もが目指して頑張っています。だから優勝したという事実以上にその方にとっての賛美はないと思っています。

 

 今回準優勝だったジョウジですが、お兄ちゃんのリュウジの稽古をお母さんとお利口に(3才でした)見学に来ている内にそこで一緒に稽古?を始め、センセーの許可を得て晴れて入門。
 小柄ですが、身体能力が高く、こつこつ基礎体力を続け、なんと今では正拳で逆立ち歩行が出来るようになってしまいました。
 しかし、真面目さから、今まで審査で体調を崩したり、試合で緊張しすぎて、持っている力を出し切ることが出来ませんでした。
 そんな中、試合にはご自分のお子さんが出場されないときもほとんど応援に来て下さっているエンヤマママ。「試合を観るのが好きですから~。」と言って下さっていますが、いつも文庫の子供たちのどの子も本気で応援していて下さっていること。そして・・・試合を見せることはお子さんの為になると信じて来て下さっていたのではないかと思います。なかなか出来ることではありません。
 そして・・・今日のジョウジは緒戦から違っていました。型の試合はメンタル面も本当に大切だと思いますが、とても落ち着いてジョウジの良さを存分に表現していました。


 「思いやりを持ちなさい」
 「仲間を大切にしなさい」
 「自分を信じなさい」

 

 いくら言葉で言っても自身が思いやりを持ち、仲間を大切にし、信じてやらなければ子どもが勝手にそうなるのは難しいことかもしれません。
でも親が本気でそう示してやったらその道しるべを作ってやることはできるのではないでしょうか。ママの思いが実を結び、本当に嬉しかったです。

 黒帯・茶帯の部決勝の三橋兄弟さん・・・どんな風に育てたらあんなに爽やかな兄弟に育つんでしょう。見事な型もさることながら、正々堂々とした戦いぶりと戦い終えたお二人の姿を間近で見れて本当に感動しました。

 

 出場選手・ご父兄の皆様、本当にお疲れ様でした。試合に向け、生き生きと稽古を積まれ、「リベンジします。」と言って下さった方も多く、本当に嬉しいです。
師範ならびに審判、スタッフの皆様、ありがとうございました。
この年の瀬にかかわらず応援に来てくださった皆様ありがとうございました。

 

 頑張っている姿ってなんでこんなに感動するんでしょうね~。
今年も感動をありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。押忍

 

 

 


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