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世界エイズデーと梅毒

2006年11月19日 | その他
もうすぐ世界エイズデー(12月1日)です。

エイズとHIVの関係については周知のことと思いますので、ここでは説明を省略します。

今の日本の現状は、平成17年の報告によると
HIV感染、約750件でした。

その影に隠れて、梅毒は約550件の報告がありました。
HIV感染者数と比べて、少なく思われますか??

今見つかる梅毒の半分は自覚症状がないものだと言われています。
実際のところ、第1期の後、バラ疹などの第2期までの間は症状がありません。
そのため、知らないうちに梅毒に感染していてもおかしくはありません。

当院でもHIVと梅毒の併発例を経験しています。
他の感染症も合併したAIDSの例もありましたが、それは例外です。

HIVと同じく15分でわかる梅毒検査を当院では導入しています。
HIV検査を受けられる際には、一緒に受けてしまいましょう。


今後は感染者の様様なケアが必要になってくることでしょう。
「私は関係ない」と考えている方にも、12月1日の世界エイズデーを機に感心を持ってもらいたいと願います・
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4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
無題 (T.O)
2006-11-19 20:58:45
先生の言う通り。HIVについて国民に広く関心をもってほしいと思います。職場でも教育が全くないほどだから学校などでも教育しているところは少ないでしょうね。また、若い男女にもっとよい貞操観念をもって欲しいと思います。
先生には今まで同様、ノイローゼや感染者の方の強い光(味方)の一人であって欲しいと思います。
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何回も (院長)
2006-11-19 23:13:30
T.O様、コメントありがとうございます。
今まで何回もHIV陽性である事を伝えなければなりませんでした。その時の事は引きずらないようにしていますが、やはり辛いものがあります。
もちろん、私の辛さというものは、宣告される患者さんの痛みから比べればわずかなものですが。

興味本位でなく、HIVのみならず性感染症について感心をもってもらいたいと思います。
何故ならば、防げ得る病気なのですから。
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HIV (ミミ)
2006-11-19 23:53:19
「世界エイズデー」知りませんでした。
今はHIVに感染しても、長期的にAIDSは発症しないとか?
でも自分がもし感染したらと考えると恐ろしいです。性感染だけでなく、輸血からだってありえますよね。
以前入院していた時、担当の血液内科の先生が、エイズを専門に研究してらっしゃいました。エイズって血液内科なんですね。

無知から感染が広がる病気なので、「エイズデー」もっと認識されるといいですね。
病気なんかなくなれば、もっといいのに。

病気を告知する先生の気持ちは考えたことなかったです。
美しいものをたくさん見て、力を蓄えてください!



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コメントありがとうございます。 (院長)
2006-11-21 13:24:31
ミミ様、コメントありがとうございます。
本当に啓蒙は大切です。
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