日本橋三越で開催されていた山下清展
一度見てから、どうしても娘にも見せてやりたいと思っているうちに
とうとう最終日。
大雪の中、1覚悟を決め10ヶ月の娘と出かけてきました。
所用で同行できなかった妻は心配でいても立ってもいられなかったそうだ。
まだ赤ちゃんだから長くは集中力は続きません。
最初のうちは大勢の人が気になってキョロキョロしていたものの
次第に「うーうー」「ないない」と声をあげながら、貼絵に見入っていました。
それにしても、貼絵とは思えないほどの精巧な貼絵だ。
通常の油絵より、色合い、隣り合った色紙の対比、わずかな凹凸によって、もっと訴えかけてくるものがあるように私には感じられる。
それでいて攻撃性、獰猛性は微塵も感じられない。
絵は山下清の心そのままの表現だったのであろう。
山下清の絵は娘の感受性を刺激したのか
帰宅後も大そうご機嫌であった。