ミラノはミラノ

ミラノ在住のおねえさん(うそ)おっさんの気まぐれ場当たり日記

これが世界標準の考え方

2011-10-13 03:06:46 | 日記

共同通信配信のニュースから

チェルノブイリ原発事故後の住民対策に取り組んできたベラルーシの民間の研究機関、ベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ副所長が12日、東京都内の日本記者クラブで記者会見した。
東京電力福島第1原発事故を受け、日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が甘すぎ、「まったく理解できない」と批判、早急に「現実的」な値に見直すべきだと述べた。

 例えば、日本では飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は200ベクレル。
一方、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、20倍の差があるという。

ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子どもが摂取する食品は37ベクレルと厳しい基準値が定められているが、日本では乳製品を除く食品の暫定基準値は500ベクレルで、子どもに対する特別措置がないことも問題視。
「37ベクレルでも子どもに与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘した。

==ここまで MS日本版から

放射線による晩発生障害については、確たる医学論文やデータによりここまでなら安全という基準が示されていないので、いろいろな意見が日夜報道されていますが、分からないからこそ安全側をというのが本来あるべき姿だと思います

冒頭のベラルーシの民間研究期間の方の意見は、世界標準と考えてよさそうです

我が国日本とて、3.11前までは同じスタンスでした

福島県産の新米に関しても、政府暫定基準の1Kg当たり500ベクレルを下回ったので、出荷が可能にというニュースがありましたが、これとて0に近いのか500に近いのかで、わたくし達消費者の選択が異なるのは、当然ですね。

暫定基準を下回ったので安全だと考えている人は、どれだけいるのでしょう?

各農協毎に出荷するお米のベクレル数を公表したらいいのに
できないってことは、500に極めて近いんだなと勘ぐられてもしょうがないですね

きっとまた花火と同じ風評被害が出ることになると予測します

米に関しては、わたくし達日本人は、特別の思い入れがありますから、きっと花火以上に各地で議論がわき起こることになると思います

あまりにも低すぎる安全基準と、ベクレル表示のない主食「米」

米飯給食だってあるでしょうから、福島の子供達が口に入れる食品にまた大きな疑問が出てきました

 

 

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