Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

羽田難民

2014-02-20 12:46:40 | 旅行
 2月15日(土)の研修会に出席するため、14日午後5時過ぎの羽田行きを予約していました。お昼前に、東京の大雪で早々に欠航が決まってしまいました。ツアーの会社に電話してもなかなか通じません。どうなるか分からない状態で千歳まで行きたくなかったので、しつこく電話し、やっと通じて午後8時の便に変更しました。飛ぶかどうかは分かりませんが、ともかく千歳に行くしかありません。6時過ぎに着くと、運航が決まってちょうど受け付けが開始されたところでした。引き返すか他の空港に行くことになるかもしれません、とのことでしたが、ここまで来たら意地でも乗り込むことにしました。
 結局、離陸が遅れ、羽田上空で待ち、着陸してから駐機場まで待機、飛行機から降りたのがちょうど12時でした。預けた荷物の出るのが遅くなって30分以上かかり、すでにモノレールも京急も最終便が出た後でした。雪がひどくてタクシーもまったく来ません。多くの人と一緒に、ロビーで朝5時過ぎのモノレールの始発を待つこととしました。毛布が当たっている人もいましたが、もらいに行くのも面倒で、ベンチはすでにイッパイだし、床に座り込んで壁に寄り掛かるしかありませんでした。腰が痛くてときどき立たざるを得ず、うとうとするだけでほとんど寝られません。イヤホーンで深夜放送や山下達郎などを聞きながら徹夜しました。
 徹夜明けは意外とハイになるため、元気に満員の始発に乗り込みました。浜松町では山手線が動いておらず、満員の京浜東北で新橋に着き、やっと7時前に汐留のホテルの部屋に入ることができました。シャワーを浴びて朝食を摂ってもなかなか寝られず、肝心の午後の研修会では夢の中でさんざんでしたが、貴重な経験をしました。日曜日の便に特に問題はなく、無事に札幌に帰ることができました。

知的好奇心

2014-02-05 12:55:42 | 日記
 今年の冬は、玉越スキースクールで講習を受けています。子どものときから慣れ親しんだ滑り方とは全然違うため、なかなかうまくいきません。けれども、とても新鮮な気持ちで滑っています。習っているメンバーに、私より年上の70歳前後の方が何人かいらっしゃる。熱心ですしとてもうまい。何より習うという姿勢が素晴らしい。

 知らないこと、新しいことに興味を持ち勉強するという知的好奇心は、どの年代であっても、生活する上で必要なことと思います。私自身、手術後の体力がどん底だったときにはそんな余裕はありませんでしたが、ある程度体が動くようになるとじっとしているのは苦痛です。
 できる範囲で、常に知的好奇心は持っていたいものと思っています。