Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

日曜日の乳癌検診

2012-10-21 18:12:02 | 日記
昨日は年1回、日本乳がんピンクリボン運動が主催する、ジャパン・マンモグラフィー・サンディー(JMS)の日で、当院も参加して午前中乳がん検診を行いました。
私が外科医になってから、乳がんに対する考え方ほど変わったものはありません。昔は、乳がんが大きかろうが小さかろうが、大きく大胸筋小胸筋、わきの下のリンパ節まで全部切除していました。術後の傷は相当なもので、さらに放射線をかけたりして、はなはだ女性にとっては厳しいものでした。その後乳がんに対する考え方が変わって、胸筋温存術、さらに乳房温存術、関係あるリンパ節を1-2個採って転移がなければその他のリンパ節は残すという風に手術が変わってきました。手術そのものとしては簡単でそれほど面白くなくなったのですが、女性にとっては負担の少ないものになりました。さらに形成外科の発達により、見事な乳房再建も行われるようになりました。
ただ、胃がんや大腸がんと違って、早期乳癌だから100%治るかというと、必ずしもそうでもないのがいやらしいところです。しかし、やはり早期のほうが治りやすいのは明らかで、マンモグラフィーで見つかるような小さく早いものは、100%治るといってもよいと思います。
化学療法、ホルモン療法は格段に成績が良くなっていますので、乳がん全体の治癒率はかなり上がっているでしょう。アメリカで乳がんによる死亡率が下がったのは、マンモグラフィーによる検診が普及したためとも言われています。結局、早期発見に勝るものはないようです。

「氷菓」が面白かった。

2012-10-13 20:56:20 | 読書
寝る前に読む本としては軽いほうがよいので、もっぱら文庫本を買っています。一時期は時代小説ばかり読んでいましたが、何気なく手に取った米澤穂信さんの「クドリャフカの順番」を読んで意外に面白かったので、{氷菓」から「ふたりの距離の概算」まで読みました。さらにアニメも全部見ました。北海道には配信されていませんが、無料動画サイトで「遠まわりする雛」の回まで見ることができました。アニメも絵がきれいで原作にも忠実ですし、動きや表情も実によくできており感心しました。
映画やドラマなどを見ると、どうも最後に誰かを死なせたがっているようですが、また現実ではありえないような殺人が行われたりしますが、「氷菓」のシリーズは、誰も殺されないし死なないし、大した事件も起こりません。それでよく読ませるもんだと感心しながら、実は細かいピースをあちこちに散らばせているため、時に読みながら混乱してしまいます。ぜひもう一回じっくり読み通してみたいと思っています。

結構、大変です。

2012-10-09 21:26:18 | 日記
 昨日ホームページを公開しましたが、ボーイスカウト日本連盟にもいろいろ規定があるようで、また著作権も考えて、さっそく画面を更新しました。落ち着くまでしばらくかかりそうですが、「こんな風にしたらいいんじゃないか」というような意見があればお聞かせください。次回は、本、アニメ、テレビな番組など、肩の凝らない話を書きます。

ホームページを開設しました。

2012-10-08 15:54:05 | 日記
今日(10月8日)、ボーイスカウト札幌第9団のホームページを開設しました。
ホームページビルダー16を使って何とか公開にこぎつけました。http://bs9-sapporo-kusumoto.com
「問い合わせ」のコーナーも作りましたので、感想、意見、質問などお寄せください。なるべく頻繁に更新します。
なかなか勝手がわからず、URLも自分の名前が入ってしまいましたが少しずつ改善します。
正直なところ、当団もスカウトの減少傾向から逃れられません。じっとしていると減る一方なので、ホームページの開設に合わせて、少しずつスカウトを増やすように努力していきます。
〈閑話休題〉昨日は5年ぶりにテニススクールに行きました。初中級のクラスに入ったのですが、みなさんうまくてびっくりしました。ウォームアップのストロークですでに息切れが始まり、足はもつれる、ボールの行方は定まらず、華麗にボレーを決めたつもりで「ボコッ」という音とともに、ボールはネットのはるか手前に落ちるという体たらくで、情けなくなってしまいました。かろうじてサーブが入るのが救いで、昔の中上級ー上級の面影はありません。こちらも少しずつ努力するしかありませんね。