Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

3.11

2014-03-11 12:30:07 | 日記
もう3年、まだ3年、いずれにしても、あの震災から3年がたちました。その日、私は北大第一外科同門会の50周年記念誌編集の仕事で、北大医学部の医局にいました。医局は5階にあり、かなり揺れて少々恐怖でしたが、動くこともできずじっとしていました。藤堂教授(当時)と「震源地はどこだろうか。かなりひどいね。」と話していたところ、テレビの臨時ニュースで悲惨な画像が続々と流され、結局、死亡者、行方不明者が2万人に達する大災害だったわけです。

 現在もまだ復興途中であり、明らかに人災ともいえる原発の事故も目途が立っておらず、どうなるか分かりません。ただ、動かさないでいると維持費がかさむとか、動かさないと電力不足で値上げになるとか、今の状況のみで原発を判断すると、結局同じことになるのではないか。自分でもどうすれば良いのかわかりません。多くの人は、原発は無くすべきだろうと考えているでしょう。その方法は、一生懸命、誠実に考えた人々の結論に従う他は無いように思いますが、誰を、何を信じるのか、そこが問題と思います。