Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

肝臓移植を受けて10年が過ぎました。

2018-04-07 10:41:46 | 生体肝移植
 平成30年4月15日で、生体肝移植を受けて10年になります。肝臓癌の再発もなく、拒絶反応も強いものはなく、日常生活を送れることがとてもありがたいです。しかし、昨年は春先から調子が悪く、けがで運動ができなくなったことが始まりで、体力がどんどん落ちていくのがわかりました。少し良くなったところで再度同じところを故障し、また動けなくなりました。幸いに昨年4月から非常勤となり、また乳癌検診での触診がなくなったことにより、仕事の量が少なくなったので、何とか乗り切ることができました。
 肝臓移植後の合併症である胆汁排泄障害による皮膚のかゆみと、免疫抑制剤の影響と思われる皮膚炎が一緒になった全身のかゆみがだんだん耐え難くなり、睡眠不足、不整脈発作など、10月11月が最悪の状態でした。切羽詰まって漢方に詳しい先輩に相談し、漢方薬のアドバイスをもらいました。その中で、当帰飲子と消風散の組み合わせにより、少しかゆみが取れてきました。完全に収まったわけではありませんが、夜寝られる程度には効いています。
 この冬は、またスキーに挑戦しようと思っていましたので、スクールの玉越校長から推薦されて、新しいHEADのスキーを買いました。滑ってみてびっくり!滑りとキレが全然違います。正月に手稲で滑って転びまくり、あわててヘルメットを着用することにしました。昨年よりスクールの回数は増えたのですが、基礎的な筋力がすっかり落ちていて全然上達しません。新しいスキーに慣れるだけのシーズンでしたが、来シーズンへの良いモチベーションになりました。
 スカウト活動は続けています。昨年4月にビーバー隊が復活してほっとしました。今年度も札幌地区の登録人数は減少し、団も一つなくなってしまいました。地区協議会長も務める身としては寂しい限りです。そんな状況で登録料を値上げしようとする日本連盟が信じられません。公益財団法人なのに赤字決算とは何事でしょうか。理事会が無能であったとしか言いようがありません。値上げするとまた登録者が確実に減ることになります。少なくとも、現理事会は辞職するべきでしょう。とはいえ、スカウト活動が素晴らしいことには変わらないなので、今後も地道に活動していこうと思っています。写真は団スキーレクでスカウトとコーチのリーダーと撮ったものです。

 この4月から札幌複十字健診センターで乳腺の超音波検診が始まります。準備から3年かかりました。先日、日本乳腺甲状腺超音波学会に参加しましたが、知識と経験の不足を痛感しました。今年は超音波検診の精度を上げることに努力したいと思っています。
 あっという間に4月になりました。体力、気力とも徐々に戻っているので、ブログもできる限り更新していくつもりです。よろしくお願いいたします。