Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

救急法

2013-12-11 12:28:01 | ボーイスカウト
 ボーイスカウトの札幌地区で救護・安全を担当しているため、救急法については少なからず関わりがあります。講師などをする手前、常に勉強していなければならないと思い、12月8日に行われた札幌市医師会主催の「BLS(一次救命処置、Basic Life Support)・気道確保及びAED(自動体外式除細動器、Automated External Defibrillator)・救命処置に関する講習会」に参加してきました。

 確かに、昔から言われていた「救急法のABC」とはずいぶん様変わりしています。「大丈夫ですか。」と呼びかけて反応がなく呼吸もしていないと判断したら、頚動脈で確認されなくとも、すぐに心マッサージを始めるということになっています。つまり、呼吸しているかどうかの判断に10秒以上かけない。頚動脈は、医療従事者でも自分の脈を勘違いしたり触れることができなかったりするので、それに時間をかけないという趣旨です。
 ただ、やみくもに心マッサージをすればよいというものでなく、やってはいけない場合もあります。詳しくは講習会などで勉強していただくこととして、見ている範囲で誰かが倒れた、または誰かに助けを求められた場合、すぐに反応して駆け寄って声をかけられるか。すぐに救急車の手配をしたりAEDを取りに走ったりできるか、ということに尽きると思います。
 私は、商売柄、そういう場面で手を出したことが何回かありますが、一般の人は反応しにくいと思います。少なくとも、ボーイスカウトのリーダーやスカウトには、すぐ動くことができるよう教育していきたいと思っています。




歯が痛い!

2013-12-02 16:02:13 | 映画
 数日前から左上の奥歯が痛い。表面上は何でもなさそうですが、とにかく熱いもの、冷たいものがとてもしみて味が分かりません。どうにもならず、いつも行く歯科医を訪ねました。レントゲンなどでチェックしたところ、一番奥ではなく、となりの歯が虫歯になっていることが分かりました。
 がっちり麻酔をかけていただいて、例の「ウィーン、ウィーン・・・」と音を出すドリルで削っていきます。神経を抜いて仮詰めして終了です。
 このドリルの音を聞くと、いつも、映画の「マラソン マン」を思い出します。暇つぶしのつもりで映画館に入ったところ、徐々に怖い話になり、特に旧ナチスの歯科医が、主人公のダスティ・ホフマンの健康な歯をドリルで穴をあけて拷問するところが、とてもリアルでぞっとしたのを思い出します。

 Wikiで調べると、映画「マラソン マン」は1976年の映画で、主人公の大学院生をダスティ・ホフマン、悪役の歯科医を何とローレンス・オリビエが演じています。迫力があるわけです。細かいストーリーは忘れましたが、とにかく歯の拷問と、主人公が尊敬するアベベの走る映像が印象に残っています。映画自体はとても面白かったのですが、とにかく拷問シーンがあまりにも痛そうで、もう一回DVDで見ようとは思いませんね。