Recipientとして生きる

肝移植をうけて15年が過ぎました。
ボーイスカウト札幌第9団団委員長として活動を続けています。
健診の日々です。

3.11

2016-03-12 11:55:27 | 日記
5年前の3月11日のことはよく覚えています。北大第一外科(当時)の医局で、同門会の仕事をしている最中にぐらぐらっと揺れました。テレビで流れた津波の映像に愕然としたものです。災害、事故、病気やけが、いつどこでどのようになるか、まったくわかりません。今の時点で、北朝鮮が米韓合同軍事演習に対して「先制攻撃」も辞さないと警告しています。数日のうちに戦争が始まるかもしれません。
もうすぐ肝移植を受けて8年になります。ここまで生き延びられるとは思いませんでしたが、幸運にも仕事ができ、ボーイスカウトの活動もでき、たまに旅行まですることができています。ただ、ここ数か月、体調がかなり落ちているのを自覚しています。かゆみも強くて熟睡できる日はまったくありません。いろいろな原因でいつどうなるかわからない。ボーイスカウトのモットーは「備えよ常に」で、これはもちろんポジティブなものです。種々のことに対していろいろな意味で備えておいて、ことが起きた時に最善を尽くせるようにしよう、というものです。しかし、私にとっては、いつ死んでもよいように常に準備をし、やり残しがないように努力しましょう、という意味です。

今年もスキーレクが無事終了しました。年々少なくなる参加者、スカウト、リーダーですが楽しく過ごせました。来年度はビーバー隊に続いてカブ隊まで登録不能になってしまいました。すべて団委員長である私の責任ですが、だからと言って責任とってやめますとはいかない。それこそビーバー隊、カブ隊の復活と増員が責務であり、それが果たせないうちは死ねない、との思いです。そのほかにも仕事上やり残していることが2,3あります。何とか成し遂げようと、少々焦っているのかもしれません。やるだけやって結果は天におまかせという心境に早くなりたいものです。

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