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2019-05-27 | 宇江佐真理(お江戸物語)


宇江佐真理
『おちゃっぴい 江戸前浮世気質』★★★★

気質をきしつと読んだら、ふり仮名が「かたぎ」だった。
かたぎになる のかたぎは「堅気」
調べると双方の読みで、意味が少し違う。
日本語ってむずかしい・・
気質(きしつ)は、その人の性格からくる傾向を表すことが多いです。
気質(かたぎ)は、その人の職業からくる傾向を表すことが多いです。
分かりやすい。

今までのお江戸物語とちがい、所々笑いどころがある。
ランチでご近所のとんかつ屋さん(かならず並ぶ)で読んでいて思わずクスッと。
文庫本片手にニヤニヤ(私的にはにっこり)しているあやしいお客
こういう物語をドラマ化してくれたらおもしろいのに。
人情味あるお江戸物語 おすすめです。

もー★で著せない けど★4つでもよいかな。
ウエザワールドまだまだ続く。



◆お江戸?なぞワード◆

戯作者
戯作を業とする人
特に、江戸後期の通俗作家
https://edo-g.com/tags/view/%E6%88%AF%E4%BD%9C%E8%80%85

三助
江戸時代中頃から現代における日本の銭湯で働いていた、男性労働者
風呂焚きや下駄係、また男湯・女湯で入浴者の背中を流すなど、銭湯における直接間接のサービスに従事
こちら男達の憧れだったらしい(笑)




纏持ち
纏(まとい)とは、江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種
各組により様々な意匠が凝らしてある。
概ね、上部に組を表す頭があり、馬簾(上部から垂れ下がった細長い飾り)と呼ばれる紙や革製の房飾りがついて、
手に持って振り上げたり回転させると踊るようになっている。
下部は木の棒の柄になっている。
重量は15-20kg前後とかなり重いもので、担いで走ったり、持ったまま梯子に登る、
屋根の上で振り回す等の取り扱いには、かなりの腕力が必要である。

駕籠でサッサ
『深川節』の一節♪
http://www.d-score.com/ar/A07082301.html

供先を切った者
大名行列の前を横切ったり、列を乱すような行為は非常に無礼な行ないとされ、
場合によってはその場での「無礼討ち」も認められていた。

その無礼討ちとは?
切捨御免とは苗字帯刀とともに、江戸時代の武士に認められた、殺人の特権である。
あくまで武士のための建前であり、いざとなったときの弁明のためにあったよう。


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