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📚読書備忘録📚
(自己評価★★★★★)+泣ける物語
たまに山ブログ
         

雨のドライブと山本周五郎文学碑

2024-10-15 | 山本周五郎

 

 



車窓から見えて気になっていた韮崎駅前の観音様

週末の松本行きの特急あずさは満席
降り立った小淵沢駅は120周年でセレモニーが開催されていた。





お昼は吉田うどん 
過去食べたことはあるけど、こんなうどん初めて。
中々ガッツあるうどんでした。

押しのもつ煮込みがまた美味しかった!





雨の中のドライブ
山本周五郎の『山彦乙女』の舞台となった甘利山へ。

 

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山本周五郎『山彦乙女』★★★お友達から借りて会社の引き出しに入ったままな『山彦乙女』今回は再読です。そのお友達とはもう何度も喧嘩している仲全く持って成長していない二...

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せっかく来たので雨の中湖畔へ向かう。



椹ケ池(さわらがいけ)
高層湿原と言われている神秘的な場所
山本周五郎の作品では、武田家にまつわる伝説が主だった。

甘利山倶楽部 - 甘利山の伝説・信仰




かなりの雨が降っていて視界不良
次回は快晴時、ツツジの季節にでも訪れたい。

甘利山の紹介|韮崎市観光協会

甘利山の紹介|韮崎市観光協会

甘利山の紹介|韮崎市観光協会

甘利山は南アルプスユネスコエコパークの緩衝地域にある山梨百名山のひとつです。標高1731.4mの山ですが、山頂まで徒歩約30分の場所に駐車場があるため、誰で...

 

 






平和観音/韮崎市観光協会 (nirasaki-kankou.jp)

平和観音|韮崎市観光協会

平和観音|韮崎市観光協会

高崎白衣観音、大船観音の観音像と合わせ、関東三観音のひとつと言われています。昭和34年4月の皇太子殿下ご成婚を記念するとともに、市民の平和と登山者の安...

 

 

👆この写真スゴイインパクト🌕



足元に彼岸花が咲く 似合ってるわ。



高台にあるので本来なら富士山が望めた。
この観音様は八ヶ岳から続く七里岩(八ヶ岳火砕流跡)に立ちます。
その地形はクルマで走ってみると一目瞭然👀!!
八ヶ岳好きとしては色々とロマンを感じてしまう地形

七里岩|韮崎市観光協会

七里岩|韮崎市観光協会

七里岩|韮崎市観光協会

七里岩は八ヶ岳の噴火による岩屑流(がんせつりゅう)が、西と東に流れる釜無川と塩川によって浸食されてできたとされており、自然が生み出した雄大な景観を...

 

 




Uカーブ ちょうど突端に観音様が立っています。



!!偶然にも山本周五郎の文学碑が!!
それも『山彦乙女』の一節が刻んでありました。

山本周五郎の出身地が近いのもあり、あってもおかしくはないけど、
ちょっとした縁を感じた場所でした。
































八千穂高原ビールIPA🍺
この「IPA」が美味しかったです!!
お友達の手料理がまた美味しく、お酒が進みました。

八千穂ブリューイングカンパニー

八千穂ブリューイングカンパニー

八千穂ブリューイングカンパニー

美味しいナチュラルビールを目指し八千穂高原で醸されるクラフトビール/マイクロブリュワリー

八千穂ブリューイングカンパニー

 

 


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『大江健三郎全小説8』完読

2024-10-15 | 大江健三郎

 



大江健三郎全小説8

 

2019年4月10日 第一刷発行
株式会社講談社

 

--------(抜粋)

 

「古代から現代にいたる神話と歴史を、ひとつの夢の環にとじこめるように描く。場所は大きい森のなかの村だが、そこは国家でもあり、それを超えて小宇宙でもある。創造者であり破壊者である巨人が、あらゆる局面に立ちあっている。語り手がそれを妹に書く手紙の、語りの情熱のみをリアリティーの保障とする。僕はそういう方法的な意図からはじめたが、しかしもっと懐かしい小説になったと思う(著者・『同時代ゲーム』)

【収録作品】
M/Tと森のフシギの物語
同時代ゲーム

──森の神話

 

著書について

大江健三郎
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞、94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。
 

--------

 

・同時代ゲーム

再読してみて、さすがにこれだけ大江さんを読み込んできたこともあり難なく読めた。
理解出来たか出来ないかは別として、最初読んだ時の難解さは解消され、パターンも読めてきたところもある。

「壊す人」

「村=国家=少宇宙」

 

 

 

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大江健三郎『同時代ゲーム』???読書会課題本ある意味ホットな作家さんなのでチョイス大江健三郎と言えば、ノーベル文学賞作家です。大江健三郎-Wikipedia--------(抜粋...

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超ハードカバーをバッグに入れて通勤読書で読む。
本当は家で集中して読みたいんだけど・・時間に追われている。
本編は結構前に完読していても、巻末の解説に苦戦


クリストファー・ラムズホトム-イシャウッド
・境界線を越える作家:大江健三郎の『同時代ゲーム』とポストコロニカル日本

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このような「第三空間」について書くマジック・リアリスト作家たちは、植民地支配者の文化の均一性に抵抗するために、第三空間に生ずる「リミナリティ」、「ハイブリディティ」という手法をたびたび使っている。文化的差異は、文化の豊富な多種多様性から生じる意味や価値観の「不統一性」に対面しているからこそ、文化の「調和した」全体性は消却せざるえない。

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こんな文面が永遠・・・(^▽^;)
日本人より難しい日本語を知っていて、全く持って意味不
もっとやさしく解説して?

それでも読み進めてゆくと、登場人物達の名前の由来が紐解かれている。
『古事記』『日本書紀』との繋がり

マジカルな出来事ね。




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