歯医者でフラップ手術を受けてきた。
痛みと違和感があるので、帰宅後気晴らしにとプレーヤー周りの整理をはじめた。
うちのV15type3だが、クラフトやテクニカのシェルに取り付けていたときは全く気にならなかったが、SMEやピカリングのシェル(軽量のシェル)につけるとなぜかハムが出てしまう。
本当はSMEのシェルにV15type3を取りつけたかったが、そんな理由があって別のシェルに取り付けて遊ばせていた。SMEのシェルにはV15V-MRをつけ聴いていたがどうもデザイン的におさまりが悪い。やはり、V15type3、SMEのシェル、3009S2impの不滅のトリオは崩したくない。しかしハムが...。なんだか残念な思いでいた。
てっきりtype3の不具合のせいと思っていて、買い直そうかとパラパラとgoogleの検索結果やら有名掲示板やら眺めていたら、同じような例があって手が止まった。え?カートリッジ本体のピンについている、アースの金属板を外すとハムが無くなるって?
やってみようか、いやしかし壊したらどうする、いやそれでもやるだけの価値はあるのではと15秒程度悩むが、やってOKだったら儲けもの、どうせ今現在使えない状態なのであれば、壊しても同じこと、買い直せばいいやとあっさり開き直り、そそくさと工具を準備して作業を始めた。
RGピンにはまっている緑色のわっかを外し、薄い金属板を露わにする。精密ピンセットを使ってこちょこちょやっていたら金属板はあっけなく外れた。
写真を撮り忘れたので、V15type4でやった写真を載せておく(type3とやり方は同じ)が、この写真でわかるかなあ。金属板は挟まっているだけなんだよね。カッターか何かでRGピン側を浮かせてピンセットでつまんでシェルの根っこ方向に引っ張ると簡単に抜ける。
緑色のわっかやらシェルリード線を元に戻し、アームに取り付けおそるおそるプリのVRを上げげると...おおおおお、ハムが消えている。
気を良くして、type3をSMEのシェルにつけなおしてみる。おお、やはりハムは出ない。鳴らしてみると、実に素晴らしい音が流れ出した。
黄金の組み合わせというのが本当によくわかる音だ。よしこれでキメにしようと、他のカートリッジとシェルの組み合わせの整理を行う。
V15type4、V15VMR、4000D3は同じ色のピカリングのシェルにし、M97xEは、木製シェルに取り付けた。統一感がいいな。
明日は出番というのに、今日も夜が長そうだ。