色々手を尽くして、TT-71用のネオンランプを探してみた。
そして手に入ったのが写真の中ふたつの2種のネオンランプ。
左から順に、千石電商で購入したネオンランプ「NE-2H(4.8×11)」、RSコンポーネンツで購入したネオンランプ「ネオン灯MWT0198」、近所のパーツ屋の木のパーツケースの中に何十年も眠っていたネオンランプ「NE-2」、そして、TT-71オリジナルネオンランプ。
RSコンポーネンツでみつけた「ネオン灯MWT0198」は、色々検索を試しているうちにぽろっと出てきたもの。イギリス在庫で届くまで時間はかかるが、これも使える。明るさはオリジナルと同じ程度。何といっても安いのが魅力。
ここは木のショーケースに眠っていた歴史的ネオンランプに敬意を表し、これに交換することとした。で、さっさと交換。100V近い高圧がかかるので、ネオンランプの足と線との接続部分の熱収縮チューブはしっかりと引き締める。
やはり明るいのはいい。ちらつきも全く無く、購入当初の明るさが復活。これで、TT-71のメンテナンスは本当に完了とする。
今後長く使っていくためのリスクは多くある。一部のIC類はもはや入手不可能で、水晶(9504kHz)は特注しか入手方法は無い。つくづくこの辺の部品は壊れて欲しくないものだ。
とは言うものの、往年の名機がよみがえるのは嬉しい。ましてや自分の青春をともにした機器だ。これで、高校生の頃の鋭敏な感性が少しはよみがえってくるかな。