音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

トーレンスTD-321のベルト交換

2015-09-05 09:26:42 | オーディオ

久しぶりの気持ちの良い週末の朝なので、窓を全部開け放って部屋の掃除。
家全体の換気をすると悪い気が抜けたような感じがして本当にすっきりする。

で、のんびり音楽でも聴こうかと思ったらあらら、トーレンスのプレーヤーのターンテーブルが
ベルトが外れて回らない。正確に言うと、回りだそうとするとベルトが外れる症状。

ベルトが正常ならフローティングの調整ねじで治るのだが、今回はどうも違う
と言う事でベルトを交換する事にした。
あわせて、プーリーの掃除と軸受けオイルの交換を行った。

プーリーの掃除は綿棒にベンジンをつけてごしごし。軸受けオイル交換は
綿棒を丹念に使って軸受け内を掃除、純正の軸受けオイルを注入して終わり。
オイルの量は軸が入りきって少しあふれる程度。軸受けの周りにティッシュを
こよりの様にしてから巻きつけておくとあふれても大丈夫...というのは
良くお邪魔するオーディオ店の店員さんから伺ったノウハウ。

さて、無事終了、セッティングして聴こうかとした時にふと思いついた。
新しいベルトと劣化したベルトの長さはどう違うのだろう。
比較した写真が以下の通り。

 
 
上が外れてしまう方。下が新品。別に測定しなくとも見た目で伸びが明らか。
空調のしっかりした部屋で、プレーヤー本体は直射日光にあたらない環境、1週間に3時間程度
回して、およそ1年半でこんな程度。毎年変えた方が良いというオーディオ店の店員さんの話は
本当だった。

今後の安定した供給をお願いしたいもの。
値段はもちょっと高くても良いので....

さあ、のんびり音楽聴くか。
プーリー掃除とベルト交換、軸受けオイル交換で音も良くなっているからね(これはホント)。

 

 
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5 コメント

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ベルト外れ (北のH)
2016-08-16 11:17:04
初投稿です、よろしくお願いします。
さて質問です(^_^; トーレンスのTD127を使っていますが、最近起動時ベルトが外れやすくなっています(T.T) 
新ベルトへの交換は先月7月です。あれこれサスペンションをいじっています。
こちらを拝読しプーリーもベンジンで拭きました。
「ベルトが正常ならフローティングの調整ねじで治るのだが」とありますが、具体的にご教示いただけるとうれしいです。よろしくお願いします<(_ _)>
返信する
こんばんは (ブログ人)
2016-08-16 23:20:39
ご質問ありがとうございます。
TD127とは羨ましいです。ロングアームは3012でしょうか。
よくお邪魔するオーディオ店にて教えてもらった汎用的な方法でよろしければ以下に記載します。

まず、プレーヤー全体を完全に水平にします。ホームセンターに売っている水準器で何度も確認しながら、薄手のブチルゴムシートなどを切ってプレーヤー本体とラックの間に挟み込み、全体が水平になるように調整します。ミソは床にあわせるのではなく、重力方向に対しての調整という事です。

そして、今度はフローティングのネジ(127は3つかな?)を回して、プラッター面あるいはレコードをのせて盤面が水平になるように確認しながら、プーリーとプラッターがしっかりとベルトでリンクされる位置まで沈みこむよう調整します。外側プラッターを外したりつけたりしながら都度水平を確認、慎重な調整を繰り返します。

恐らくこれで大丈夫と思います。ポイントはプレーヤー全体の水平をしっかりと取ってから、フローティングネジを調整するという事です。本体の水平が完全に取れていない状態で無理やりフローティングネジだけで盤面の水平を取っても、うちの321では、数日から数週間でフローティングのバランスが崩れてきて、プーリーとプラッターの位置関係がおかしくなり、新品ベルトでも外れやすくなることを確認しています。
プレーヤー全体の水平さえ確実にとれていれば、一度取ったプラッターや盤面の水平はそうそうずれてきません。

我が家の321はこれで何とか使い続けています。参考にしていただければと思います。
返信する
ありがとうございます! (北のH)
2016-08-17 09:58:45
まずは、懇切丁寧なアドバイスと調整方法の仕方のご教示、誠にありがとうございました<(_ _)>

はい、アームは3012Rです。
昨年購入して以来、あれやこれや格闘しておりました。

このアドバイスと調整方法(プリントアウトさせていただきました)を参考にさせていただき、再調整に励みたいと思います。

ますは、お礼まで<(_ _)>
返信する
だいぶ落ち着いてきました! (北のH)
2016-08-20 13:09:09
お世話になっておりますm(__)m

おかげさまで、
「水準器による水平出し」と、
「プーリーとプラッターの位置関係」
 … だいぶベルトとが外れにくい(?)フローティングのバランスがとれてきました。(いかに今まで何となくであったことか-照-)
フローティングネジ(底部に手を差し入れ)3カ所でバランスが取れだすと外れなくなるものですネ。

もう少しの調整で、ブログ主さんが仰るとおり「そうそうずれてきません」状態になりそうです。頑張ります。ありがとうございますm(__)m 
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良かったですね! (ブログ人)
2016-09-11 14:42:45
北のHさんこんにちは

調子が落ち着いてきて良かったですね!

私のTD-321は最近何となくワウってきたなと思ったら
ベルト交換の時期でした。
前回交換(この記事)からちょうど1年ですものね。
オイル交換して、プーリー磨いて、ベルトを交換して復活しました。
フローティングの調整は特に再調整しなくとも大丈夫でした。

それでは良いアナログライフを!

SPU用に3012欲しいなあ...
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