音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

お買い物日記(ライブ&アナログレコード)

2016-05-01 12:39:39 | 音楽

本当に久しぶりにライブに行ってきた。

クラシカル・シンフォニックロックの孤高、英国のバンド、THE ENIDである。





このバンドに出会ってからもう随分と経ってしまった。

初めて買ったのがライブアットハマースミス1979の2枚、当時はオリジナルのファーストとセカンドアルバムは
貴重で中々入手できなかったので、それらのライブアルバムをなけなしの小遣いをはたいてすぐに購入し聴いた。

その時のすさまじい音楽体験は、初めてブルックナーやマーラーの交響曲を聴いて以来のものだった。
若かったから感性も研ぎ澄まされていたのだろう。
音の咆哮に魂を宇宙の彼方に持っていかれる感じとでもいうのか、自分自身が音の粒子になって一体化
したまま、あらゆる一切すべてのものに同化される感じというか、とにかくすごい体験をしてしまった。

その後の人生の折々で、クラシックの数々の名曲と共にこのバンドの曲を聴いてきたように思う。

会場で新譜も含め懐かしい曲を聴きながら、様々な思いや記憶(甘酸っぱいものも...)が去来して、
とめどなく流れる涙を抑えることはできなかった。
アンコールが終わり、「ありがと~」と叫んでいた女性の方、私も全く同じ気持ちです。

でお買い物。



夢魔はフランス盤だが有名な初回プレスの「キメ1回でふぁん無し」ではないので安かった。さすがに国内初期
再発盤の、「いかにも盤起こしのひずんだ感じやノイズ感」はなく音質的に問題はない。
こうして改めて聴くと、「キメ2回でふぁん有り」の方が自然で、初回プレスの方こそ単なる編集ミスの事故盤のような
気すらしてしまう。(だから高い....のかな?)カットは簡単、追加は編集が面倒だからという単純な理由で。
バンドとして実際のところはどちらが望んだ方なのかよくはわからないが....

ポーレンもモールスコードも有名な盤だが今はこんな値段で買えるのか。
カイパはマーキーで初めて紹介された当時知り合いのつてで安く手に入れていたが、なぜか今手元になく
買いなおしたもの。そこそこのプレミアがついていたが、十分許容範囲なので購入してきた。

エニドものはライブ会場で購入。最近のアルバムも素晴らしい。Tシャツはお約束である。

コメント
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