音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

QUAD44メンテナンス

2014-08-24 20:00:16 | オーディオ

今日はQUAD44の電源基板のメンテナンスとRADIOモジュールの改造を行った。

電源基板はTIP31/32をTIP31A/32Aに、BC413CをBC550Cへ、ZTX650/750を
ZTX651/751へ交換した。電流食いのオペアンプを山ほど使って、ブザーのように
リレーをばたつかせた事も多かったので、リレーも同じG5V-2-12Vへ交換、
ロジックICも山ほど買ってしまっていたのでこの際にとTC4066BPに交換した。

Img_1829

Img_1830

RADIOモジュールの改造は入力部分のジャンパーを390kΩに変更し、入力に
ぶら下がる1MΩを100kΩに変更するだけ。(写真撮影を忘れてしまった)

これでRADIOモジュールがM12511-2のAUXモジュールに早変わり。ゲインが
高すぎて使いづらかったRADIOモジュールが汎用入力モジュールとして使える
ようになった。

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ここで、QUAD44パーツ交換リスト

BC441(NPN)/461(PNP)⇒ZTX650/750(互換) ⇒ZTX651/751(上位互換)

BC413C(NPN)/214C(PNP)⇒BC550C/560C(上位互換)

E5270⇒BC109⇒BC413C⇒BC550C

※ZTX、BCシリーズの足の配置に注意(CBE)

TIP31/32⇒TIP31A/32A

MC14066BCP⇒74HC4066AP⇒TC4066BP

MC14174BCP⇒CD40174BE(本当はMC14174BCPがCD40174BEの互換後継らしい)

TL072CP⇒TLE2072CP他2回路オペアンプ多数
(トーンコントロール基板のオペアンプは最新のTL072CPにしておく。電源が持たない)

TL071CP⇒1回路オペアンプ多数

リレー G5V-2-12V

ブリッジダイオードW02G-E4

スイッチSDG5P-E⇒SS-13

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DP-80「ターンテーブル」のメンテナンス

2014-08-08 23:00:19 | オーディオ

DP-80の売りのひとつは、「二重構造ターンテーブル」。
もしかしたらこれも劣化しているのでは?と、ターンテーブルを分解してみた。

Img_1743

ネジを15本外すと、ターンテーブルがふたつに分かれる。

Img_1741

Img_1742


これらのプラッターの間に挟まっていたダンプ用のスポンジがボロボロになっていた。
これではせっかくの二重構造が無意味だ。

ボロボロというよりは融解していた...に近く、触るとべたべたでしかも手に着くと取れず
最悪の状態だったが、基板洗浄剤やらなにやら色々使ってとにかくきれいに取り除いた。
そして写真のように、ホムセンで売っているスポンジゴムを切って取り付けた。
上下のプラッターで挟み込んでダンプする構造なので、絶妙な大きさまで追い込むのが
なかなか難しかったが、とりあえず完成。

さっそく試聴してみると、これは効果抜群。空間の透明感が増してS/Nが良くなり、
音の重心も下がり迫力が増した。デンオンの単体フォノモーターとしては、実質フラグ
シップであるDP-80本来の性能はこうだったのかと実感。(DP100は別格)
これは成功。やってみて良かった。

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