音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

DP-3000導入

2012-11-18 21:40:58 | オーディオ

先日のブログでベルトドライブはベルトの供給が心配…と記したが、いろいろ縁もあって、オーバーホール済みのDP-3000を入手した。もちろん、アームはいらないので本体だけと思ったが、昔のようにキャビネットを作る根性もないのでアームなしのキャビネット付きを購入した。SME用の穴があいているが、実はこの穴の直径、SAECと同じなのでそのまま使える。WE-308Nが遊んでいるのでちょちょいと取り付けて出来上がり。アームスタビライザーでがっちり締めているので取り付け強度もバッチリだ。
Dsc_0575

あれれ、同じアーム同じカートリッジでもTT-71とはずいぶん違う。DP-3000の方が音に温かみがあってふくよか。一音一音のキレや鮮烈さ、色彩感はTT-71の方が上だが、時間軸方向の音の流れの自然さ、しなやかさはDP-3000の方が上。どちらがより自然な表現かというとDP-3000だ。今だに修理を続けながら長く愛用しているファンが多いというのがよくわかる。しかも汎用部品を多く使用していて、今だにメーカー修理してくれるのが嬉しい。TT-71も修理メンテ済みだが、このDP-3000の方が長持ちしそうな気がする。

では現用のTD-321&3009S2impと比べてどうか?という話になるが結論から言うと、比較にならないとだけ。このプレーヤーで聴くV15の音はひとつの完成された世界だから他を寄せ付けない。BDとDDの方式論上のつまらん比較をするつもりはなく、出音でトーレンスの圧勝。

でもだ、このDP-3000のプレーヤー、遊ぶには最高の素材かもしれない。モーターは丈夫で長持ち、修理も簡単なので、これを信じてまずはアームから。SMEもSAECもそのままOKなので3009S3でハイコンカートリッジの究極を目指すも良し、WE308SXやWE407/23もよし。手間はかかるが、アームボードを作ればFR64sでもUA7045もOK。まずは手に入りやすい3009S3や407/23でも探してみるかな。407/23なら今遊んでいるAT-ART2000も真価を発揮しそうだ。楽しみ楽しみ。

コメント
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