音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

お買い物日記(DG-100購入(カートリッジ消磁機))

2021-11-14 14:07:40 | オーディオ

久しぶりの更新。

いつもお世話になっているオーディオ店からお勧めがあって、カートリッジの消磁機を購入してきた。




この製品で、同社製EA-350の内蔵昇圧トランスや、我が家の全てのMCトランス、カートリッジを含むアナログ系すべて
根こそぎ消磁した。その効果はあまりに絶大で備忘録に残すことにする。

特にDL-103(Rを含む)やSPUへの効果は絶大で、そろそろダメかな....と思っていたが完全復活。
針先やダンパーの劣化は実は一般の利用ではあまり気にすることがないのかなとすら思う。
(常用している限り、音の鮮度が落ちてくるのは針でもダンパーの原因でもなく帯磁の影響が大きいということなんでしょうか...)

この製品で消磁することにより、我が家では全域で純度が復活、中高域では情報量と聴感上のS/Nが向上し、低域では
もやもや感やもどかしさが払拭、音像と音階が明快になって、音楽の生気が完全に蘇った。
針先やダンパー云々いう前に、磁化による劣化の大きさを実感した次第。
(空間にべたっと張り付いていた音像がほぐれてくっきり明快に空間に浮いて見える感じに変わるのは爽快なのです)

針先や、カンチレバー、ダンパーの劣化による音質の劣化もあるのだろうけれども、帯磁による劣化ってこんなに大きいのかな。

ちなみに、EA-350に装備されているカートリッジ消磁機能より、この製品による消磁効果の方がはるかに高いことを備忘として
記録しておく。
ショートによる消磁より、信号による消磁の方が効果が大きいのでしょうね。

よい買い物ができました。(今時まともなカートリッジを買おうとすれば、全盛期の3~5倍の予算は必要ですからね)

コメント
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