音楽とオーディオの備忘録

購入したレコード類やオーディオ機器の購入、調整&メンテナンスなどなど

トーレンスTD-321のメンテナンス

2014-05-12 23:38:36 | オーディオ

愛用しているトーレンスのTD-321から異音がしてきた。
モーター近辺からカタカタ音がする。
出音に影響はなさそうだが、夜間静かに聴いているときが多いのでどうにも気になる。
そこで簡単にメンテナンスする事にした。(平日だし)

ベルトは交換したばかりだから問題はない。
原因はモーター部とプーリーだろうから、モーターからプーリーを外し、プーリーをきれいに洗浄、モーター軸には注油しておこう。オイルはトーレンス純正の軸受けオイルがあるからそれでいいや。

でさっそくプーリーを外す。

六角レンチはミリサイズのセットもの最小、1.5mmでOK、残念ながらSMEアーム用のインチサイズでは合わない。ばねで上に持ち上がっているプーリーを下げながら六角ねじを回すと、簡単に外れた。

Img_1385

モーターの軸に注油し、プーリーを掃除する。セッティングしなおして回してみると見事にカタカタ音が消えた。

こういった単純ものの機械は、部品が壊れてさえいなければ注意深く組み直す(調整し直し)だけで復活する場合が多い。今回も原因がはっきりしてはいないが、恐らくは経年でモーター、プーリー部の組み上げ調整が狂ってきたのだろう。

しかし、このTD-321、SMEとの組み合わせのコストパフォーマンスの高いこと。3009S2imp、V15シリーズとの組み合わせはひとつの完成された世界だと思う。1812年のデジタルカノンを難なくクリア、クラシックもロックもOKと言うのはうれしい話。

これからもメンテナンスしながら大事に使おう。

コメント
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