当初は今月中に刊行予定だった福井晴敏の小説『Op.ローズダスト』(文藝春秋)は、3月15日に延びたわけだが、新作も上下巻あわせて1200頁あまりに及ぶようだ。図書館に所蔵されるか、ブックオフあたりの新古書店に並ぶのをまつか、それとも文庫版になった時点で購入するかになるだろう。
ついでながら、このところの体感治安の悪化を受けて、見直されつつある共同体/コミュニティをめぐるイギリス(在住)の社会学者による翻訳本が相次いで刊行される。理論的な内容のディランティの本は別として、少なくともバウマンの本については、副題からも明らかなように、巷に溢れる安易な共同体礼賛論ではないことは確かだろう。
・ジェラード・デランティ『コミュニティ――グローバル化と社会理論の変容』(NTT出版)
・ジグムント・バウマン『コミュニティ――安全と自由の戦場』(筑摩書房)
ついでながら、このところの体感治安の悪化を受けて、見直されつつある共同体/コミュニティをめぐるイギリス(在住)の社会学者による翻訳本が相次いで刊行される。理論的な内容のディランティの本は別として、少なくともバウマンの本については、副題からも明らかなように、巷に溢れる安易な共同体礼賛論ではないことは確かだろう。
・ジェラード・デランティ『コミュニティ――グローバル化と社会理論の変容』(NTT出版)
・ジグムント・バウマン『コミュニティ――安全と自由の戦場』(筑摩書房)
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