constructive monologue

エゴイストの言説遊戯

距離の瞬間

2005年02月27日 | samomluva
それを見つけたのは偶然
それは現在を伝える記録

気がつけば いつもそこにいる
何も新しいことはないのに

僕に聞こえない君の声
僕に見えない君の微笑み

偶然が必然になる瞬間
後戻りできない時間
刻まれた君との出遭い
重なり合うのはいつだろう

気がつくと いつも感じている
何か新しいことはあるはずと

君に届かない僕の声
君に伝わらない僕の感情

遠さが近さに変わる場所
飛び越えられない空間
埋め込まれた君への想い
交わり合うのはどこだろう
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風の境界線

2005年02月20日 | samomluva
月の光が淡く照らす夜
素足の君は丘を駆け上がっていく
春の柔らかな風に髪を靡かせて

空に描く星を見ては思い出す
君が教えてくれた星座が輝いている
あの向こうに新しい何かがあるはず

想いを伝える言葉が届かない
すぐそばにいるはずのに
いつ会えるのかわからない
ただ風に流されていくだけ

君の何に見惚れて 恋をしたのだろう
恋と愛に境界線を引いているのは
夢ばかり見ている僕かもしれない

君を見つけられなかった
すぐそばにいたはずなのに
いつ会えるのかわからない
ただ風が君の存在を伝えてくれる
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アパルトヘイト/要塞の共同体

2005年02月18日 | knihovna
宮島喬『ヨーロッパ市民の誕生――開かれたシティズンシップへ』(岩波書店, 2004年)を2時間ほどで読了。内藤正典『ヨーロッパとイスラーム――共生は可能か』(岩波書店, 2004年)と重なる部分が多々あった。
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daisukidaisukidaisuki.....

2005年02月17日 | hudbeni
と囁いている声は、川本真琴(CHAPPIE「NEW CHAPPIE」の1曲目収録「ウェルカム・モーニング」にて)。
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anarchy-hierarchy nexus

2005年02月16日 | knihovna
藤原帰一・李鐘元・古城佳子・石田淳編『国際政治講座(4)国際秩序の変動』(東京大学出版会, 2004年)

ようやく入手。世界政府が存在しない国際社会において、秩序がどのように形成・維持されているのか、昨今のトレンドであるグローバル化のインパクトは国家間秩序にどんな変化をもたらすのか、をそれぞれの論者の視点で考察。各論文とも、ブルの『国際社会論』にある秩序の定義を起点に議論を組み立てている。
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30

2005年02月13日 | samomluva
目覚めたとき あなたがいると思い
誰かを想うたび あなたに重ね合わせ
会いたい 伝えたいという願いは
いつも満たされないまま

同じ道 同じ風景 同じ笑い声
ただあなたの姿だけがなかった
居るべきところ 居てほしいところ
あなたの影を追いかけて
あなたの影に追いつけず

何処に隠れてしまったの
僕に見えないだけで
僕に分からないだけで
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見上げる空/見渡す海

2005年02月11日 | samomluva
空に君を見た
何もない青い空の中に
今はどこにいるの?
僕の腕の中にいてほしいから
夜の星空 見上げても君はいない
なぜ? 答えてほしい

限りのある世界
小さくなったと言われても
僕には無限に思える

海に君を見た
何もない青い海の中に
君は何をしているの?
僕の腕の中にいてほしいから
夜の海辺を歩いても君はいない
なぜ? 聞かせてほしい

永遠という言葉
その意味が理解できても
僕はただ待つことだけ
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聞こえない声

2005年02月06日 | samomluva
君の声が聞こえる あの街で
君の歌が聞こえる あの場所で

でもその姿はなかった
いくら呼んでみても
僕の声は届かない

一緒に歩いた道の行き着く先
どこまでも続くのだろうか
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