貧打の演出効果

東日本大震災の被災地球団として復興に向けた希望を託され、しかも地元・仙台での初戦という重圧がかかる中で、勝利を挙げ、これで3つの「開幕」すべてを制した楽天。

勝利という結果がすべてではあるものの、星野監督が望んだような「大勝」といかなかったところに今季の楽天の戦いぶりが垣間見える。昨日の試合内容についても、田中と朴の息詰まる投手戦ともいえるが、それを演出したのが貧打と拙攻を繰り返す攻撃であり、チーム打率と得点が5位（楽天＝.233/42）と6位（オリックス＝.204/35）という数字が実証するものだったと評することができる。

創設以来の二大疾患であるリリーフ陣の未整備と打線の拙攻病のうち、前者はスパイアーが抑えとしての目処が立つ活躍を見せてくれている意味で解消される兆しが見えるが、後者に関しては相変わらず深刻である。開幕初戦と第2戦以降、4点以上の得点が入らない状況で、しかも先制しても中押し・ダメ押しがなく、終盤に逆転される試合展開（たとえば4月14日・対ロッテ戦、17日・対オリックス戦、22日・対日本ハム戦など）がそれを物語っている。二桁得点などで貧打のイメージを払拭する試合が待たれるところである。

Kiiiiiii 再発見

テレビのザッピング中、JACCSのCM「あなたの夢に応援歌」が目に留まる。そこに忘れかけていた Kiiiiiii の名を見たからだ。いちおうブックマークには公式HPが入れてあるが、めっきり訪れることもないままで、活動休止をはさんで今年1月から再開したことも今にして知るような状況。そんなわけでユーチューブにあるPVを漁ってみる。

Kiiiiiii / 4 little Joeys