特別なこと？

こちらもマツコ・デラックスさんの名言だが、思わず「そう言う事なのよ」と言いたい。これが普通の思考だ。曰く「同性愛者にだって異性愛者にだって、いい奴もいれば悪い奴もいる。同性愛だから自分を悪いなんて思っちゃ絶対にダメよ。同性愛者だから特別なことなんて何ひとつないの。同性愛者だからって劣っていることもなければ、かといって、同性愛者だからって優れていることもない」と。そこで【LGBT法案】だが、それを反対しているのが当事者ばかりである。結局、トランスジェンダー運動に御熱心な人達は、自身を特別視をしており、自ら差別を招いているとしか言いようがないのだ。正に「不毛な争い」だ。つまり運動家達は「ジェンダー平等」を訴えているつもりでも、その結果、「ジェンダー上等」になっているのだ。（これは福祉の考えとも似ており、障害者を一般の人と同様に扱うのが平等の筈なのに、なかには「障害者を優先して扱え！」と勘違いをする人が居るのと、どこも変わりない。）それ以上を言うのは野暮と言うものだ。（ちなみに女性運動家の男性差別も酷い。）その【LGBT法案】だが、テレビ等の各社媒体では、何故か当事者の反対意見は無視される。だから「それって儲かるの？」と思ってしまう。そんな感覚のものには難民の扱いがある。



そこで訃報だが、元漫才師の上岡龍太郎さんが亡くなった。享年は81歳で、死因は肺がんと間質性肺炎の為に先月の19日、大阪府内の病院で亡くなっていた。「漫画トリオ」時代の記憶も今や薄いが、その当時はキザで軽い芸風だった（と記憶している）。その漫才トリオは、いつの間にか解散をしていた印象しかないが、タコ踊りの横山ノックさんは、その後、参議院議員を経て、大阪知事となったが、その末路は晩節を汚した。尚、ノックさんの葬儀（2007年）では、別れの言葉を述べたが、それは見事なものだった。上岡さんは2000年に引退していた。バブル期は人気MCで、番組を数多く抱えていた。そのMC振りはキレッキレッだったが、それを越える知的で流暢な語り口の芸人は、後にはなかった。（それと同レベルなのは日高晤郎さん位だ。）いつもながら時代を共有した芸能人の死は悲しい。



上岡龍太郎さん死去 元タレント テレビ番組の司会などで活躍
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230602/2000074286.html
【利権を貪る偽善者たち】LGBT理解増進法案
https://note.com/localabo/n/n7330d7307916