こちらもタモリさんの思想的だが、曰く「ストレスはね、発散する事は出来ません。溜まる一方だからストレスを忘れるしかない」と。これは回避の仕方だ。但し日常が変われば話は別だ。職場でのストレスも然りである。さて来週は墓の在る上砂川町で、父の納骨の届け出と、その墓の大掃除だ。終わったらお経でも上げてこよう。文字の墨入れは納骨の後だ。そんなこんなでお金も掛かるので、落ち着くまでは趣味はお手上げだ。そこは仕方がない。今月は、それでも半固定抵抗を買ったので届いたら交換だ。上手く行ったらお慰みだ。とにかく今は、父の一周忌までは忙しく、何かと入り用だ。それと休みの日は、結局何かと用事が出来て、出掛ける機会が割とある。気分転換にはなるもの、なかなか友人や知人に会う機会が遠くなり、「最後に会ったのは、いつだったかな?」てな始末だ。なので一通りの事が終わらないと、どうしようもないようだ。父の死をキッカケに始めたのが、写真や8ミリフィルム等に収められた映像化の編集だ。取り敢えずは「五部作」としてまとめる予定だが、最初の7分を仕上げた段階で不備を発見し、改善をしたのは技術上の事だ。やり始めると、何かと良い方法を思い付くものだ。その一作目は、尺を40分辺りで仕上げるが、作業の効率が上がれば、少しは尺が伸びるかも知れない。それで使う写真は、何処かしらの修正もあるが、そこは昔取った杵柄だ。大いにその技術を応用し、作業をしている。今時なので、全てがデジタルだが、楽になった面と面倒な事が交差する。その都度、技術は日進月歩な事を自覚するのだが、そんな発見もあるので飽きないものだ。作業が深夜になるのも、自身の凝り性故だが、「後もう少し」とギリギリまで作業を押すのも、その先を早く仕上げたいからだ。それにしても膨大な映像素材だ。見つかった映像から更にイメージが沸く事もあり、作業のアイデアも浮かぶ。選曲も面白い。現時点では、ワーグナーの「ジークフリートの牧歌」がテーマ曲扱いになっている。古い写真(フィルム)が多いので、その時代観に合わせた曲でも良いだろう。
さて「巷では?」だが、日本政府は一応、体面上は、中共政府には強硬姿勢ではあるが、それは表向きに解りやすい軍事面だ。然も米国政府からの外圧のようにしか思えない。しかしその米国民主党政権とて、単に党の綱領かも知れない。つまり形だけなのだ。なので以外の事では、結構甘さが目立つ。だから所詮は「田舎のプロレス」だと思ってしまう。こんな事があった。日経新聞によると「松野博一官房長官は16日の記者会見で、国立研究開発法人・産業技術総合研究所(茨城県つくば市)に所属する中国籍の研究員が研究データを中国企業に漏らした疑いで逮捕されたのを受け発言した。「逮捕者が出てしまったことは誠に遺憾」と話した」と。こんな事は初めてではあるまい。それで安倍内閣時には【特定秘密保護法】や改正組織犯罪処罰法として「共謀罪」の構成要件を改め「テロ等準備罪」を設けた。しかしながらそれは【スパイ防止法】の準備段階であって「国家秘密に係るスパイ行為等の防止に関する法律案」で止まっている。廃案になったからだ。そこで安倍内閣時に責めて基礎でもと制定された関連法はあるのだが、その先は未だに決まらず、官房長官の記者会見が、とても呑気な事になっている。何せ何があろうと「誠に遺憾」だ。これはもう、社交辞令と大して変わりがないのではあるまいか?それこそ「誠に遺憾」と返してやりたい。松野官房長官は「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」を巡り「有識者会議で取りまとめられた中間論点整理を踏まえ引き続き検討を進める」とも述べたと記事にはあるが、幾ら綺麗な言葉ばかりを並べても、何も解決はしない。
情報漏洩で産総研研究員逮捕 松野官房長官「誠に遺憾」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA161MI0W3A610C2000000/