【質問】
では何が世界へのきずなでしょうか。では何がその吟味でしょうか。その何の中断によって煩悩破壊といわれるのでしょうか。
【回答】
喜悦が世界へのきずなであり、熟考がその吟味であり、渇愛の中断によって煩悩破壊といわれる。
【解説】
これはまず、輪廻転生をする場合のきずなが何であるかということ、それから、二番目がそれをどのように吟味するかということ、三番目はそれをどのように捨断するかということ、この三つについての質問である。
サキャ神賢は、その世界に対する喜悦がきずなであり、それに対して熟考することが吟味であり、渇愛の中断によって煩悩破壊があるとおっしゃっている。