智徳の轍 wisdom and mercy

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静慮に関係づけられた経典 ガンガー復唱 海

2004-10-09 | ☆【経典や聖者の言葉】
【七】第七 海(一)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、ガンガー河は海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


【八】第八 海(二)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、ヤムナー河は海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


【九】第九 海(三)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、アチーラヴァティー河は海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


【一〇】第十 海(四)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、サラブー河は海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


【一一】第十一 海(五)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、マヒー河は海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


【一二】第十二 海(六)
八 「向煩悩滅尽多学男たちよ、例として、種々の大きな河がある。つまり、ガンガー、ヤムナー、アチーラヴァティー、サラブー、マヒーである。それらはすべて海に下り、海に傾斜し、海に至る。向煩悩滅尽多学男たちよ、全く同様に、向煩悩滅尽多学男は四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、そして、どんな向煩悩滅尽多学男が、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのであろうか。
九 向煩悩滅尽多学男たちよ、ここに向煩悩滅尽多学男は、種々の愛欲からまさに遠離して、種々の不善の法則から遠離して、有熟考有吟味で、遠離から生じる喜と楽がある、第一の静慮を達成してとどまる。
 種々の熟考と吟味の静止により、心の中に落ち着きがあり、心の集中状態があり、無熟考無吟味で、サマディから生じる喜と楽がある、第二の静慮を達成してとどまる。
 そして喜の離愛著により、そして無頓着でとどまり、そして記憶修習し正智して、そして身によって楽を覚え、ちょうど聖人方が『無頓着で記憶修習を持つ楽の時を過ごす』と明かす、第三の静慮を達成してとどまる。
 そして楽の捨断により、そして苦しみの捨断により、まさに以前の種々の幸福と落胆の全滅により、不苦不楽で、無頓着による記憶修習の純粋がある、第四の静慮を達成してとどまる。
 向煩悩滅尽多学男たちよ、このように実に、向煩悩滅尽多学男は、四つの静慮を修習し、四つの静慮を真面目に行なうことによって、煩悩破壊に下り、煩悩破壊に傾斜し、煩悩破壊に至るのである」と。


ガンガー復誦
  東に下ることにより六つ、
  海に下ることにより六つ、
  そして十二のガンガーがあり、
  品はそれによって著しく言われる。

 静慮に関係づけられた経典の
 第一 ガンガー復誦