マンゴ

2009年04月03日 | Weblog

美味しさを最大限に引き出すには追熟が大事だと思います
追熟はワインに例えると、長期貯蔵型のワインを
セラーで寝かせて熟成させるような感じで
フルーツの美味しさを引き出すには欠かせません
追熟にはいつくかポイントがあって
フルーツの扱いに慣れてないと
追熟しすぎて腐らせてしまうことがあります
例えば私達が八百屋さんへマンゴを注文した場合
物によっては(国産品と輸入品)追熟されて出荷されてる
場合やそうでない場合色々あり結構食べごろを
見極めるのが難しい
当然扱う上でフルーツや野菜のことを
よく知っておかなければ一番いい状態で
使う事だって出来ません
特にあたしを悩ますのはマンゴです
八百屋さんから届いた日がベストな食べごろではないことが
ほとんどでお店で追熟させることが多いです
冷蔵庫では寒いし厨房では熱くて腐ってしまうしホント難しい
直射日光を避け、風通しの良い場所で
最低一日に一回は柔らかくなりすぎてないかとか
見張りをしてます 
マンゴは表面の光沢に白い油膜のようなものがはって
ペトペトしてきたら食べごろです
配送中冷蔵状態のものは常温に戻すことで汗をかいたりして
その結果腐らせてしまう事になったり
国産のものの多くは完熟で届くので扱いやすいです
今月は今が旬の清見オレンジとマンゴを使ったメニューです

清見オレンジのスープ仕立て
      きいろ系フレッシュフルーツとお米のジェラート

きいろ系はフレッシュマンゴ・ゴールデンパイン・デコポン・小夏など
アクセントにす~っぱいパッションフルーツのジュレを
ジェラートのお米は郡上で取れたものを使ってます
夜のメニューで召し上がれます