2015年 01月 29日 04:42 JST ロイター
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は27─28日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明で、金融政策の正常化開始には「忍耐強い(patient)」アプローチが必要との姿勢をあらためて表明した。
米経済については「経済活動はしっかりした(solid)ぺースで拡大している」とし、前回の「緩やかな(moderate)ペースで拡大」から修正。
労働市場については、雇用が堅調に増加するなか失業率も低下しており、一段と回復したとの認識を示した。
FRBは前回12月のFOMC声明で、事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持するとしていた文言を修正し、利上げ決定には「忍耐強い」アプローチが必要との表現を採用。これについて、事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持することが適切としたそれまでの声明と合致する(consistent)と説明していた。
ただ、今回の声明では以前のガイダンスに関する言及は削除された。
今回のFOMC声明に対し反対票を投じたメンバーはなく、全会一致で決定された。
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は27─28日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表した声明で、金融政策の正常化開始には「忍耐強い(patient)」アプローチが必要との姿勢をあらためて表明した。
米経済については「経済活動はしっかりした(solid)ぺースで拡大している」とし、前回の「緩やかな(moderate)ペースで拡大」から修正。
労働市場については、雇用が堅調に増加するなか失業率も低下しており、一段と回復したとの認識を示した。
FRBは前回12月のFOMC声明で、事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持するとしていた文言を修正し、利上げ決定には「忍耐強い」アプローチが必要との表現を採用。これについて、事実上のゼロ金利を「相当な期間」維持することが適切としたそれまでの声明と合致する(consistent)と説明していた。
ただ、今回の声明では以前のガイダンスに関する言及は削除された。
今回のFOMC声明に対し反対票を投じたメンバーはなく、全会一致で決定された。
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