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boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

中国株急落、2008年以来の大幅安

2015-01-19 | 2015
  (ブルームバーグ):中国株式市場では上海総合指数が約6年半ぶりの大幅安となった。記録的な高水準となっていた信用取引融資の抑制に当局が動き、投機的取引を膨らませてきた一部投資家の資金が流出するとの懸念が広がった。

上海総合指数 は前週末比7.7%安の3116.35と、2008年6月以来の大きな下げで引けた。同国の上場証券大手2社である中信証券と海通証券は共に値幅制限いっぱいの10%安。中国証券監督管理委員会(証監会)が両社などに対し株取引の新規顧客への融資停止処分を下した。同指数構成銘柄の上昇・下落の比率は約1対9だった。100社余りが値幅制限いっぱいの下げとなった。

証監会による今回の処分は、信用取引の買い残急増を当局が抑制しようとしているとの懸念を生んだ。信用取引向け融資残高は13日時点で1兆800億元(約20兆4000億円)に増加。昨年6月末は約4000億元だった。個人投資家の積極的な売買を受け、上海総合指数 は先週までの過去1年で67%上昇した。

交銀国際の洪灝ストラテジスト(香港在勤)は「当局は株価上昇の勢いとペースの速さを懸念している」と指摘。「信用取引融資は投資家が証券株に強気になってきた理由の一つ。これらの銘柄は特に勢いよく上昇していた」と述べた。

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