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boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

バフェット氏 デルタ株を異例の短期売却

2020-04-04 | バフェット
2020/4/4 8:17 日経新聞

【ニューヨーク=宮本岳則】著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイは3日、米エアライン大手、デルタ航空株を一部売却したと公表した。新型コロナウイルスの感染拡大で株価が急落した2月下旬にいったん買い増していたが、約1カ月で投資判断を変えたことになる。長期保有を信条とする同氏としては異例の決断だ。コロナショックは「投資の神様」さえも惑わした。

バークシャーが3日、米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかになった。1日から2日にかけて合計で約3億1400万ドル(約335億円)を売っていた。米調査会社ファクトセットによるとバークシャーはデルタの筆頭株主で、保有比率は2月下旬時点で11%だった。今回の売却で同比率は9%程度に下がるとみられるが、依然として最大株主だ。バークシャーは同日、米サウスウエスト航空株の売却も明かした。

バフェット氏はデルタ株を直近まで買い増していた。3月の開示によると2月27日に4500万ドル分を買った。平均購入価格は約46ドル。今回の売却価格(約24ドル)は、1カ月前の買値を5割近く下回る。お気に入り銘柄を「永久に保有する」と宣言しており、デルタ株もその一つだった。これまでも投資判断を誤って売却したケースはあったが、今回ほど短期間で「買い」から「売り」に転じたのは珍しい。