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boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

パウエルFRB議長「金融政策の大幅な変更ためらわない」

2019-01-05 | 2019
2019/1/5 1:16

【NQNニューヨーク=戸部実華】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日、歴代議長らとの討議に参加し「バランスシートの縮小など金融政策の正常化は、必要とあれば大幅な変更をためらわない」と述べた。利上げについても「(実施は)我慢できるし、柔軟に対応する」との姿勢を示した。


マクロ経済や市場のデータを基に政策決定する方針を強調した。世界経済を懸念して金融市場が大きく変動していることに対しては「市場の声を注意深く聞いている」と述べた。3日発表の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が大幅に悪化したが、パウエル氏は「ISM調査は注視する必要がある」と指摘した。


4日朝発表の米雇用統計を引き合いに出して「経済のハードデータは力強く、勢いは2019年に続いている」と語った。ただ、強いデータに反して金融市場は下振れリスクを織り込んでいる。パウエル氏は「(市場と経済指標から)矛盾するシグナルが発せられる中で、リスクを管理するのが金融政策の役割だ」との姿勢を示した。


市場が懸念する中国などの経済については、景気刺激策なども講じられており「経済成長が続く」との見解を示した。


トランプ米大統領が金融政策に強い不満をあらわにしている。大統領から辞任を求められたら従うかと聞かれ「辞めない」と答えた。FRBは政治とは一線を引く強い文化があると強調した。