青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

誕生

2012-01-23 12:50:22 | PREGNANCY&BABY



2012年1月16日、0時36分、2990gの女の子が生まれました。


前々日の14日早朝から前駆陣痛が始まっていました。そして15日の未明におしるしがありました。しかし初産のため、陣痛がどういうものかわからず、本陣痛と前駆陣痛の区別がつきませんでした。だから15日の17時半頃から10分間隔の痛みが始まった時も、断続的に訪れる前駆陣痛かと思い、実家に鍋を食べに行っていました。


一つ違ったのは、前駆陣痛よりも強い痛みであったことです。家から実家までの距離は徒歩10分ですが、その距離を歩くことができず、車で迎えに来てもらったほどです。


前駆陣痛か陣痛かの判断がつきかねたので、産院を訪れたときには既に22時をまわり、痛みは8~10分間隔になっていました。


検査の結果、子宮口の開きは5cmでした。一度自宅に戻ってもっと開くのを待つことを考えましたが、医師の勧めもあって入院することにしました。その1時間後、23時過ぎくらいには破水をし、23時半ころには猛烈な寒さを感じ、体の震えが止まらず、いまだかつて経験したことのない痛みが襲ってきました。


出産直前の検査でB群溶連菌に陽性反応が出てきたため、点滴を打ち、あまりにも早く産気づいたため便が出しきれておれず、なんだかとっても不自由な状態で陣痛に耐えることになりました。私の頭に浮かぶのはなぜか、以前TVで見た牛のお産の映像ばかり…。


人間も動物である


ことを強く意識した陣痛でした。
母と旦那さんに介抱され、痛みを呼吸法で逃していましたが、24時頃には看護師に「産みたい」とつぶやいてしまいました。そこで内診したところ子宮口は10cmに開いており、分娩台に上がることへ。いきんでOKとの許可を助産婦からもらい、赤ちゃんの動きに合わせていきむと、3~4回目くらいの波で赤ちゃんが生まれました。


出産は想像を超えていました。
立ち会うのを拒否していた旦那さんが、私よりも興奮・感動していたのが印象的です。生まれてきた赤ちゃんはあまりにも小さく、そして温かく。私は心身ともに疲れ果て、そっと触れて温かさと柔らかさを感じていました。

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