青い星に住む私

30半ばで娘を出産し、まさかの海外移住。
持病の上咽頭炎とつきあいつつ、ストレスフリーな毎日を目指す私的日記。

出産後に一番欲しいもの

2013-02-18 08:07:57 | PREGNANCY&BABY
オックスフォードにあるアウトレットに行きました。


実は2回目。前回は、寒くて小雨が降る中、1歳の娘をエルゴ(抱っこひも)に入れたまま買い物をしたのを覚えています。狭くて混雑した店内で、娘をかばいながら商品を見て、試着をするたびに娘を下し、娘を座らせるための敷物や椅子を出してくれるように店員と交渉しなければなりませんでした。


娘は重いし、思うように身動きとれないし、雨は降るしで、とにかくくたくたになったのを覚えています。よって今回は、晴れて暖かい日を狙いました。そして、試着が必要な洋服や靴を買うのはあきらめて、空いているであろう食器屋とベビー服屋をめぐるつもりでした。


未だ歩けない娘も、今回はベビーカーに収まってくれたので体は楽チン。夫はメンズ服屋、私と娘は食器屋に入りました。娘がいい感じに寝てくれたので、その間にランチへGO。こうなったら時間勝負です。娘の昼寝は45分~60分。その間に我々が食べて、次に娘に食事(お弁当)をあげなくてはなりません。


そこで夫が、レストランを選び始めました。私は焦りました。注文して食事を食べ終わるまで約40分。店なんて選んでいる暇はありません。ましてやランチ時になったらお店は混みます。そうなったら絶対娘の機嫌は悪くなる…レストランで機嫌が悪い赤ちゃんをあやす程、辛いことはありません。


それだけは避けたい…と思い、レストランを即決。


なんとか無事に食べ終わり、娘が目を覚ましぐずったころにレストランを出ることができました。さあ、今度は娘の番。どこでご飯を食べさせようかと悩んでいたら、丁度UGGの前を通りかかりました。ずっとブーツを欲しがってた私を察して、夫が入店を誘いました。店内は混んでいたので、夫と娘は外で待っていてもらいたかったのですが、一緒に入店することになりました。店員にサイズを確認してもらっている間、夫に「外のベンチでご飯をたべさせてくれるか」と確認したところ、「ここ(店内)であげたらダメかな?」とのこと。その返事を聞いて、涙が出てきてしまいました。


ストレスが、限界に来たのだと思います。買い物はしたいけど、ベビーカーを押して見たいものは見れず、機嫌を気にしてしたいことはできず、その上、娘にとって都合のよい時間に食事を与えることもできない…。気持ちを切り替えて、外で娘にご飯をあげようと涙を拭いた時、おそらく夫は全てを察してくれたのだと思います。


店を出た後、夫は娘にご飯をあげることを申し出てくれました。そして、一人で買い物に行っておいでと行ってくれました。


ものすごく自由でした。行きたかったお店に行く途中で既に、すごく自由を感じていました。久しぶりに身軽で、それだけで嬉しくて舞い上がっていました。混雑具合や試着室の仕様を気にすることなく、ショッピングを楽しむことができました。


勝手にカードを切りましたが夫は嫌な顔一つせずに、私の帰りを待っていてくれました。そして、夫が買い物するときは私が娘を見、私が買い物するときは夫が娘を見るというように、交代交代にショッピングを楽しみました。子供服は一緒にあーだこーだ言いながら買い物することができ、とても楽しかったです。


出産後、ほしくてほしくて仕方がなかった「一人の時間」。本当に幸せでした。
夫に感謝です。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿