だから逆だろうに。～ボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦レビュー。

日本がやらなければならない事を相手にされて、サイドをえぐられては慌てる展開。
相手の中が高いのがわかっているゲームでは、サイドをえぐってクロスで工夫する、
そんな事は幼稚園児でもわかるような、ある種鉄則。

ＰＫ取られたシーンはペナルティ・エリアに入られたら、
例え引っ張っていようがいまいが、ああいう事は起こり得る事。
わかっていたはずの事だ。

２点目のシーンは能活のファンブルももちろんあるけれども、その前の段階で
既にディフェンス破綻してるんだもんよ。ＦＫの取られ方が悪い。

ＤＦが人を見てないシーンが多過ぎ。なんつーか、インド戦見てても思ったが、
佑二調子悪くねえか？ぶっちゃけ代表よりも開幕戦が心配だよ、こっちは。
３バックのセンター勇蔵に任してみても良いんじゃね？
佑二にリフレッシュが必要に思えるのは気のせいだろうか。

で、おまけに１点目のゴールがＣＫと来たもんだよ。崩して取った訳じゃないから困る。
１点ビハインドで後半３５分過ぎても単に高原と大黒を代えて前の人数を増やさない所が
あの監督はどうかしてる。もちろん前の枚数増やせばどうこうってもんでもないが、
あんなピッチコンディションでおまけに時間なくなって
ロングボール増える事が想定されるなら、前の枚数増やすべきなんじゃないのか？
そもそも、極めて根本的な話として、サイドの死んでいる４－４－２に意味があるのか？

奥寺さんも言ってたけど、ボスニアって良い参考になると思うよ。
まぁ、その素材を活かせるか甚だ疑問な監督だがね。

ただ。土壇場で追いついた。
これ本番だったらホントに値千金の一撃の可能性あるからね。
活かせるなら意味のある試合になるんじゃないかと。
活かせるかどうかが大きな問題だけどね。

結果追いついたからＯＫとか思われて、本番でも同じ采配をされると最悪。