2ゴールに2アシスト。
水沼体制初戦は、何の因果か前監督の愛弟子の大爆発でゲームの全てが支配された。
立ち上がりはともかく、結局内容的には微妙になってしまった前半、
流れが悪くなってきた時間帯に、久保へのアシストで均衡を破り、
その後もチームとしては決して良いとは言えないながら、
とにかく仕掛けを、フィニッシュを、ゴールを、という姿勢だけは見え、
結局山瀬の2ゴールと奥の1ゴールを積み上げた。
守備も危険なシーンもままありはしたが、
とにもかくにも無失点で90分を終え、終わってみれば4対0。
スコア的に言えば、完璧な形で新体制はスタートを切った。
とはいえ、相手は16位でDFの荒いパープルサンガ。
毎回毎回今日のような内容で今日のような結果を得られる訳では全くない。
とにかく目の前の課題を1つ1つ修正し、
目の前のゲームを1つ1つ勝っていく事。
順位の事を考えるのは、しばらく止めにしないか。
気がついたら上にいたら、それで良いじゃないか。
残り5節でもしも圏内なら、その時にようやく考えれば良いよ。
今日はスタジアムにいなかったからわからないけど、
やっぱり懐かしの水沼チャントは復活したのだろうか。
そう言えば、赤いユニフォームを着ていた頃、
山瀬のチャントは水沼チャント同様、『エンターテイナー』だったな。
これもまた、何かの因果か。
ピッチにおける究極のエンターテイメントとは何か。
ゴール、ゴール、ゴール。
今日は今のウチを背負うエンターテイナーが、
かつてウチを背負ったエンターテイナーの新体制と、自らを育てた恩師の退任に
、
成しうる限りのエンターテイメントを魅せた日、とでもしておこうか。