上がり3ハロン32秒9。

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果たして『強化』試合になったのか?~フィンランド戦レビュー。

2006-02-21 19:38:24 | 日本代表
遅ればせながら。
結論からするとタイトルに対する答えは否、と少なくとも個人的には思う。

戦前、主に言われていたのは、高さ対策、アメリカ戦で破綻したディフェンスの修正、
アメリカ戦で見せ場のなかった久保の現状把握、そして今年初勝利。

結果的に達成されたのは最後の今年初勝利だけで、他は特に意味がなかったように思う。

フィンランドは立場からすれば次のEURO本戦出場も組み合わせに恵まれて
ようやくどうなるかというレベルのヨーロッパの中堅。
決して弱いチームではないが、現実にドイツで対戦する国からは明らかに2枚は落ちる。
おまけに何を思ったかフィンランドはやたら引きまくり、
攻撃らしい攻撃はほとんどなし。
スタッツの上ではシュートわずか3本となっている。
これでは高さ対策も何もあったもんじゃなく、ディフェンス云々の問題でもまたない。
久保について言えば、確かに1ゴール、それで良いなんて声もあろうが、
久保はもっとやれるプレーヤー。
結局、勝ったという事実以外は何か残ったかと言われると、せいぜい村井だろうか。

明日のインド戦、意味のない試合にならない事を祈りたい。
長谷部誠初先発、期待は大きい。