上がり3ハロン32秒9。

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今、そこにある危機。~アジアカップ2007Match Day2・VSUAE代表プレビュー。

2007-07-13 18:35:39 | 日本代表
オシムは言う。『アジアカップ3連覇など約束出来ない』と。
重要なのは南アフリカへの道、それもまさしくその通り。

しかしながら。

3連覇出来ないことと、GLで早々に敗れ去ることは決して同義ではない。
指揮官も、それは重々承知している様子ではある。

とはいえ、全く予想外の形で、事態は予断を許さなくなった。

現時点で2試合を終えたベトナムが勝ち点4、カタールが勝ち点2。
万一今日足元を掬われるようなことあらば、それはすなわち死に直結する。
Match Day3のUAEVSカタールがどうなるにせよ、
日本は2点差以上の勝ちがほぼ必須。
ベトナムのここまでの勢いからして、それは必ずしも容易くない。
確かに技術的な面はまだ拙いが、
地元開催ということもあってか、かなり強気に出てくる。
カタール戦の得点もある意味勢いがそうさせた部分が大きいやもしれぬ。
残念ながらベトナムは戦前の予測に反して、決してアンパイではない。

しかも、2位でも良いから…と安易に言える状況でもない。
2位通過ならノックアウト初戦は恐らくオーストラリア。
最も当たりたくないのが本音だろう。

出来れば2点差以上で勝っておきたい。
最悪の事態を考え、ベトナムとまかり間違ってドローでもトップ通過
という状況に持ち込むには、それしか術はない。
大会のレギュレーションを見ていないが、レギュレーション次第では、
仮に今日2‐0で勝っても、ベトナム戦がドローだと
開催国ベトナムが1位扱い、日本は2位扱いになるのかもしれない。
そうなれば、覚悟を決めるしかないが…。

今日のキーは2トップの組み合わせと中村憲剛。
2トップの片割れが巻なら期待薄、
憲剛の不用意なスルーパスからカウンターを食らえば…。
そうならないことを祈りたい。