久しぶりに本を読んだ。
読み始めるとなかなか止まらなくなる。寝不足注意!だなぁ・・・
今回も(?)ナッパさんが以前に紹介してくれた本を読んでみた。
「廃用身」(久坂部羊 著/幻冬舎文庫)
「廃用身」とは、麻痺などで動かなくなって回復の見込みも無い手足のこと。老人医療に情熱をそそぐ青年医師・漆原は、厳しい介護の現状を救い、かつ麻痺を抱えるお年寄りのQOL(生活の質)向上を図るため、廃用身の切断という画期的な治療法を考え出す。順調に進むかに見えたこの治療法も、マスコミに取り上げられ、世論の餌食にされてしまう・・・
ナッパさん同様、読後の感想は「やられた!」
ワタシは、ナッパさんの読書記の記事を読んでいたのに、それでもやられた!
以前、「慟哭/貫井徳郎・著」でも結末のどんでん返しに驚いたことがあったけど、それ以上だった。だって、読み終わってしばらくは、そのからくり(?)に気づかなかったぐらいだもん・・・
最初の、漆原の手記の部分、これは素直に読めた。
後半の、編集者の註の部分、これを読み進めると、どんどん落ちていって・・・とにかく、作品の世界に入り込んでしまった。だから、騙される!(著者の思い通り?)
介護の未来に対する警鐘とか、マスコミ報道のあり方とか、いろいろ考えさせられる作品だった。
「やられた!」内容について書きたいけど、書くのは惜しい!なんて気持ちがしている。
興味のある方は、ぜひ!
ナッパさん、いつも本の紹介ありがとうございます。またまた、ワタシのツボにヒットいたしました~これからもまたお願いします!
読み始めるとなかなか止まらなくなる。寝不足注意!だなぁ・・・
今回も(?)ナッパさんが以前に紹介してくれた本を読んでみた。
「廃用身」(久坂部羊 著/幻冬舎文庫)
「廃用身」とは、麻痺などで動かなくなって回復の見込みも無い手足のこと。老人医療に情熱をそそぐ青年医師・漆原は、厳しい介護の現状を救い、かつ麻痺を抱えるお年寄りのQOL(生活の質)向上を図るため、廃用身の切断という画期的な治療法を考え出す。順調に進むかに見えたこの治療法も、マスコミに取り上げられ、世論の餌食にされてしまう・・・
ナッパさん同様、読後の感想は「やられた!」
ワタシは、ナッパさんの読書記の記事を読んでいたのに、それでもやられた!
以前、「慟哭/貫井徳郎・著」でも結末のどんでん返しに驚いたことがあったけど、それ以上だった。だって、読み終わってしばらくは、そのからくり(?)に気づかなかったぐらいだもん・・・
最初の、漆原の手記の部分、これは素直に読めた。
後半の、編集者の註の部分、これを読み進めると、どんどん落ちていって・・・とにかく、作品の世界に入り込んでしまった。だから、騙される!(著者の思い通り?)
介護の未来に対する警鐘とか、マスコミ報道のあり方とか、いろいろ考えさせられる作品だった。
「やられた!」内容について書きたいけど、書くのは惜しい!なんて気持ちがしている。
興味のある方は、ぜひ!
ナッパさん、いつも本の紹介ありがとうございます。またまた、ワタシのツボにヒットいたしました~これからもまたお願いします!
でも、騙されますよねぇ・・あれ。
ちなみにこの人の次作?の、
破断だっけ?破滅だっけ?
そんなようなタイトルのヤツがあるのですが、
そちらはちょっとブルーになる感じでした。
テーマは似たような感じなんですがね。。
暇なら読んでもいいかなぁ・・って感じです。
(勧めているような、そうでないような・・変な書き方ですみません^^;)
あれがフィクションだと信じていたら、あまりに重過ぎます・・・
「破裂」ですか?今度本屋で見てみます。ブルーになるのか・・・自分の精神状態が良いときに読むことにしますか。
トリックを暴くものもいいけれど、倒叙もの?っていうのかな、書き手がわざと読者に錯覚をさせるようにしむけるような作品も好きです。読んだ後にしばらく呆然として、本当の世界に戻ってくるのにしばらくかかってしまうくらい強烈な錯覚をしてみたいと思ってます。
「廃用身」「慟哭」…両方とも気になります。今度図書館に行ったらチェックしてみます。
ただ、最近は単に犯人探しだったりトリックを暴くだけじゃ物足りなくなってしまいました・・・登場人物の人間性を掘り下げたものがお気に入り。
小説の世界に入り込んで現実逃避でもしたいのかなぁ???
オススメなんかありましたら、ぜひご紹介ください!