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安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

「billboard classics festival 2017 in TOYAMA」感想

2017年03月22日 | 安全地帯&玉置浩二
先日、「billboard classics festival 2017 in TOYAMA」に行ってきた。
昨年に引き続き、2回目の開催。今年も東京2daysと富山のみ。なんて贅沢なんだ~

昨年も一緒に行った母と妹、そしてAMOURツアーに一緒に行った友人と4人での参加。

今年の私的楽しみは、もちろん一番は玉置さん♪だけど、平原綾香さんは去年リリースされたアルバム「LOVE」がすごく良かったので一度生で聴いてみたかった歌手。そして藤井フミヤさん。小学校高学年から中学生になった頃、好きだったんだよね、チェッカーズ。当時はラジカセしか持ってなかったから、借りたレコードを父のステレオでカセットに録音して聴いていた。懐かしいなぁ。

結局、事前に東京公演のセットリスト調べてしまったので、玉置さんがトップバッターだということも知っていた。いきなり最初からメインが来ちゃうって、ちょっと緊張する・・・


富山公演のセットリスト

まずは序曲。歓喜の歌!
これ、聴きたかったからうれしかったなぁ。でも配られたパンフレットのどこにも、この「歓喜の歌」が玉置さん作曲だって書いてない・・・玉置ファンじゃなければ「歓喜の歌」ってだけ書かれていたらベートーヴェンの第九「歓喜の歌」だと思うよね。聴いて、あれ?第九じゃないの?って思った人は少なくないんじゃないかなぁ。せっかくだから「玉置浩二作曲」って書いといてくれればよかったのに。
この玉置さんの「歓喜の歌」を、栁澤寿男さんの指揮で聴けてよかった。いろいろ栁澤さんの活動を知った状態で見てたからかもしれないけど、栁澤さんの指揮は力強くて情熱的だったなぁ。

そして、玉置さん登場!
今回は濃いグレーのニット生地っぽいロングジャケットに、黒のシャツに黒のパンツ。相変わらず、玉置さんが動く度にロングジャケットの裾がヒラヒラしてカッコイイ!!!髪はまた伸びて、後ろでちょっと括ってた。ちょうど故郷楽団ツアー収録時の感じに近かったかな?
この日はいつもよりちょっと力抜いた感じでやわらかく歌う。笑顔もいっぱいで、リラックスしてたんだろうなぁ。たまにマイク外してフェイク入れることもあったけど、いつもより控えめな歌い方に思えた。トップバッターっていうポジションを意識していたのかもしれない、なんて思った。
楽しみにしていた「清く正しく美しく」。富山の子どもたちと一緒にハーモニーを響かせる。私も心のなかで一緒に歌った。優しくも力強いこの曲のメッセージが、会場の隅々まで届いたはず。
あぁ、玉置さんの出番がもう終わってしまう・・・

歌い終わって、栁澤さんと握手してハグして、客席に挨拶して・・・その時、ステージに近寄る一人のおばさまが。玉置さんの歌を聴いてつい引き寄せられた・・・って感じかもしれないけど、あれはねぇ。私も目の前のその方に気を取られて、玉置さんの余韻をあまり感じることが出来ないまま、玉置さんが舞台袖に下がって行かれてしまった・・・

続いて小野リサさん。舞台にイスとギターがセッティングされた。
波に揺られているように心地よい歌を歌われた小野さん。2曲目はオーケストラの演奏もなく、ギター1本で。

そして、石崎ひゅーいさん。
緊張されていたのかな?最初、ちょっと声が裏返っちゃう場面もあったけど、どんどん自分の世界に入りくんでいく。初めて聴いたけど、どちらかと言えばオーケストラで演るよりギター1本の弾き語りで歌った方が似合ってるかもしれない、なんて思った。退場される時、舞台脇のスピーカーにぶつかりそうになっちゃったりして、歌ってる時と素の時のギャップがなかなか面白かった~

ここで20分間の休憩。そして、後半へ。

次は平原綾香さん。真っ白なドレスで登場。今回一番華やかだった!
平原綾香さん、しっかりMCまでしてくれて、会場が温かくなったなぁ。平原さん以外誰も、MCどころか一言も発しなかったからねぇ。MCお決まりの?地元の食ネタとか入れてくれたし、玉置さんファンのために?玉置さんの話にも触れてくれた。
今回の公演で一番印象的だったのは、平原さんの「アリア」。低音も高音もすごくよく響くし、表情豊かに歌ってくれた。最初は「マスカット」歌ってくれないんだ・・・って思ったけど、「アリア」が聴けて本当によかった!!!「マスカット」より「アリア」の方がオーケストラに合うかなぁ、と思って「アリア」を選んだって言ってた、その通りかもしれない。実際、玉置さんに「何でマスカット演らないの?」って言われたのかな?

そして、大トリ、藤井フミヤさん。
まるで、ミュージカルを見ているようだった。キャスケットをかぶって登場されたけど、歌の途中でたまに取ってみたり、ステップ踏んだりターンを披露したり。玉置さんのステージでの動きを見慣れているから、フミヤさんが踊りながら歌っているのがすごく新鮮だった!そして、去年の玉置さんばりにノーマイクで歌う。フミヤさんも声が響く~やっぱり最後に聴いたから、終演後も「夜明けのブレス」が頭の中で流れた。

夢のような時間はあっという間に過ぎていく・・・
アンコールを求める拍手が鳴る中、フミヤさんと栁澤さんが挨拶をされる。拍手は鳴り止まない・・・で、当然、玉置さん他出演者全員でのカーテンコールを期待する・・・が、なかった。去年は出演者全員が最後に舞台に戻ってきれくれて、全員で手をつないで挨拶してくれたのに。拍手が鳴る中、終演のアナウンスが流れた。会場中が、呆気にとられてたよね。もう終わっちゃうんだ・・・って。

玉置さんは出番が最初だったから、印象が少しずつ薄まっていた。だからこそ、最後のカーテンコールでまた玉置さんの笑顔が見られるのを楽しみにしていたのに・・・残念でならない。
ステージの内容が良かっただけに、最後でちょっとテンション下がったのがもったいないくて。
どういう事情でこの演出になったのか分からないけど、来年もまた開催されるなら、最後に全員でのカーテンコールだけは"強く"お願いしたいです。(ここで書いても伝わらないかもしれないけど・・・)

ということで、開演時間が早かったこともあって、終演後に会場を出てもまだ明るかった。
今回の公演は、何と言っても平原綾香さんグッジョブ!でしょ。すごく明るくて爽やかで可愛らしくて。歌は本格的。すごくよかった!!!

コンサートの後はいつも、喪失感との戦いの日々。
半年ぶりに聴いた玉置さんの生の歌声。それも2列目で。なのに、それがどんどん過去に遠ざかっていく。次、いつ聴けるのか・・・切ないなぁ。