bigjokeの ☆ SPECIAL Days ☆

安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

育児ノイローゼ

2006年01月12日 | 育児
先日、30歳の母親が9ヶ月の娘の首を絞めるという事件が起きた。今日のニュースで、重体だったこの女の子は亡くなったと報じていた。

悲しいことに、こういう話はたまに耳にする。
今回の事件は、ワタシが住む同じ市内で、同じような歳頃の母親が引き起こした事件ということで、ショックだった。

どうやら、この母親は育児で悩んでいたらしい。
一番悪いのは、もちろん抵抗もできない我が子に手をかけた母親。だけど、ダンナさんはいったい、何してたの???自分の奥さんが、我が子に手をかけなきゃならないほど追い詰められていた状況に、気が付かなかったの???どうして、そうまでなる前に何らかの対策を取ってあげられなかったの???って、ギモンがいっぱいだ。

ウチもそうだけど、育児、特に月齢の低い赤ちゃんの育児はどうしても母親にかかる比重が大きくなる。母乳で育てている場合、どうしてもその部分だけは他の誰にも代わってもらうことができないから。
ウチの場合、ダンナはムスコと遊んだり抱っこしたりしてくれるけど、オムツや寝かしつけ等のお世話系はほとんどやったことはない。それでも、ワタシはあまり負担を感じない。ワタシがムスコの世話に時間をかけている分、今までワタシがやっていた家事をやってくれているから。それが、我が家のペースとして出来上がっている。

子どもを持ってはじめて、父親の育児参加がどれだけ必要かということを実感した。それは、実際にお世話することだけじゃなくて、精神的に「一緒に協力して子育てしている」気持ちの部分も含めての育児参加。だから、事情があってシングルマザー(またはシングルファーザー)で子育てしてる人は、本当に大変だろうしがんばってるんだろうと思う。

今回の事件の家庭がどんな事情を抱えていたのかは全く伝わってこないので軽々しく発言はできないけど、奥さんは悩めば悩むほどがんばろうとして、頑なになって、周囲へ助けを求めることが出来なくなっていったんじゃないかと思う。そんな状態になる前に、ダンナさんが気づいてフォローしてあげれば、最悪の事態は避けられたんじゃないかなぁ・・・と。

せっかくこの世に授かった命が、こんな悲しい事件で失われるのはやりきれない・・・
この女の子の、ご冥福をお祈り致します。