太った中年

日本男児たるもの

海外投資セミナー

2009-06-09 | weblog

外務省 海外安全ホームページ

「スリランカで現地投資セミナーがある、どう思う?」

度々登場する友人Hから電話があった。Hはバリ島の渡航歴が50回近い中年サーファーだ。Hによれば長年バリ島にサーフトリップしていると現地の人も含めいろいろなシガラミができて鬱陶しくなっていたところ、サーファーの知人からスリランカの現地投資セミナーの話を持ちかけられた。バリ島からスリランカへサーフトリップを変更してついでに投資セミナーの現地視察をしようかと検討中なのである。セミナーの内容は、現地人通訳、弁護士の紹介、工場見学、農場見学、国会見学、大統領面会など1週間滞在して、費用は総額40万円。通常のパッケージツアーなら15万円位だからほとんどボッタクリ企画である。しかもスリランカは先月末に政府が内戦の終結宣言をしたばかりでまだまだ危険な地域だ。国を上げて観光や海外投資を呼び込みたいのは理解できるけどリスクが大きすぎるのではないのかな。スリランカに限らず東南アジアでの投資話は山ほどあるけれどすべてが胡散臭いものだ。基本的にヤメたほうがいいだろう。そういえば友人Hは昔、バリ島でサーファー仲間と共同出資して飲食店を開業しようとして騙された経験がある。懲りないヤツだった。