子育てよしなしごと

4歳と1歳の二児の母になりました。子育てで感じたことをつづろうと思います。コメント頂けると嬉しいです。

仕事のタイミングと出産のタイミング

2006年03月31日 | ワーキングマザー
同期の出世に悶々としていた私。

「出産」と「仕事」の兼ね合いについて自然と考えさせられる。


両方をしてみたいと思う女性には2パターンのアプローチがあると思う。


「地位や仕事内容がある程度固まってから出産をする場合」


          と

「仕事はまだ途上ながら出産を先にする場合」



私は後者を選択した。

その理由は仕事が整ってからでは出産可能な年齢を過ぎてしまうと思ったから。
それどころか整うことなく出産できない体になっているのでは?と思ったから。

(とはいえ、計画的に妊娠したというより、そろそろ年齢的に作っておいた
ほうがいいかなーと思い試してみたら思いのほかすぐできたというところなんですが)

妊娠にとまどう私に先輩ママたちから
「20代のうちに一人は産んどいたほうがいいのよ」というアドバイス
うけ、自分の選択は間違っていなかったのかなと思ったりしました。

更に、育児をして気がついたのですが、育児にはパワーがかかる!
妊娠前はどうしても【出産】にだけ目がいきがちですが、その後に
付随している【育児】を考えても体力があるうち=若いうちに
産んどいたほうがいいということを身にしみて感じました。



「仕事は後でもできる」
「出産は今しかできない」


そう思って仕事にまい進する(であろう)時期に出産を迎えました。

でも、いざ仕事に復帰してみて、今回のような同期の出世を横目で
みる立場になってみると。


「仕事も後でできるものでもないのかなあ」

なんて思います。

いや、後でもできることはできるのかもしれないけれど。
「仕事を頑張れる時期」というのも出産と同じように限られているのかもしれない。
なんて思うのです。

厳密に言えば、加齢に伴い生物として産むことが不可能となる出産に比べれば
仕事の方が後でなんとかなる可能性が高いといえば高いのですが。

そうそう。
「出産を先に」と思った理由の一つとして、
「出産は自分の努力だけではどうにもならない」
と思ったからもありました。

夫の力が必要という意味だけでなく、自分がほしいと思っても、
よくいう「授かり物」だから、得られない可能性もあると思ったわけです。

でも、一人でできないという意味では仕事も同じだよなあ。
なんていまさら思います。
仕事も一人で頑張れば何とかなるものでもなく。
周囲からの支えがあってこそなるものであり。

出産や育児に励める時期というのは、仕事の上でも周囲が期待してくれ、
その期待に応えられる時期と重なっているのだなあと実感します。


うーん。
なんかとりとめもなくなってしまいすみません。

今の私は出産を先に選択したのだから、仕事で頑張りたいなら
これからやるしかないんですが。

どっちの方がよかったのかなーなんて考えても仕方のないことを考えます。



同期の出世に悶々

2006年03月27日 | 仕事
人事異動の季節。

他社より退職の年齢が早い分、役職がつくのも早いわが社。
30歳前後から課長職への昇進が始まります。

そして、同期が昇格しました。
しかも同性。



どーーーーーーーん。



なんでしょう。
このいわれもない凹みは。

同期どころか後輩までもが出世していきます。


それに引き換え今の私は閑職。
置いていかれる感がぬぐえません。


たとえ出産してなくとも、今回のように同期の出世を横目で
見る立場にあったでしょう。

そうは思っても、育休明けで異動し仕事が暇になってしまった私は、
ひじょーに落ちこみます。


働くお母さんってみんなこういう気持ちを味わうのかしら・・・。




悲しくなるとき

2006年03月23日 | 育児・子育て
それは子供がせっかく作ったご飯を食べてくれなかった時。

子供に恩きせても仕方ないんだけど。

毎朝、夕飯の支度をしていく私。
完成できなくとも8割方は下ごしらえして出かける。
そうでないとお迎えに行ってから夕飯まで我が娘はお腹が持たない(らしい)。

ただでさえ忙しい朝に朝食の支度に加えて夕飯の支度もするなんて!!

私って偉くないか???(誰もほめてくれないから自分で褒める)


いや。
今日は褒めてほしいのではなく。

そんな遅刻しそうになりながら(実際遅刻している・・・)作った夕飯なのに。

娘にあげると
「イヤッ」といって食べてくれない・・・。
口に入れたとおもったらベーっとペースト状にして吐き出す。

そのくせ「マンマ、マンマ」とせがみ。
ご飯(白米)をもりもりたべ。
ついでにふりかけをかけろとせがみ、ふりかけご飯はよく食べる。

「私のご飯ってそんなにまずいのかーーーー?!?!」

母さんもう作るのイヤになったよ・・・。

ちなみに。
言い訳ではありませんが、娘が残したご飯を夫に食べてもらうと美味しいと
言ってました。
私もまずくはないと思います。

なのに。
なんで食べてくれないんだ。

とほほのほ。



誘拐犯じゃないのよ

2006年03月16日 | 育児・子育て
昨日仕事から帰ろうと駅に行くと。
エスカレーターの入り口で赤ちゃんを片手にベビーカーをたたもうと
必死になっているお母さんがいた。

片手で簡単にたためると謳われているアップリカのベビーカー。
私も使ってるけど片手でなんてたためない!

一緒の赤ちゃんはたぶん1歳くらいで、たっちはできそうだけれど、
靴を脱いでいたようでお母さんは地面にたたせるかどうか迷っているようだった。

思わず手助け。

ベビーカーのたたみ方がわからず、赤ちゃんを見ていることにしましたが。
頼まれてもいないのに思わずかわいくて抱っこしてしまいました。
(「靴もはいてないしかわいそうよねー」と言い訳しつつ・・・)

年をきいたら(お母さんに)1歳3ヶ月とのことで我が娘と一緒。

ますます可愛いく見え(顔はかわいくなかったんだけど)、しばらく抱っこ。
色々子供に話しかけたりしちゃったりして。

ベビーカーもたたみ終わってるお母さんは困惑顔。

たぶん。
手助けは有難く思ってくれただろうけれど。
異様に長く子供を抱っこする私に不信感を抱いたに違いない・・・。

はっと我に返り「私にも同じ位の子供がいるんです~」と子供をお返ししました。


誘拐しないよーーー!!!


ちなみに。
今回のことで気がついたのですが。
娘が家で抱っこをせがんでくると「勘弁してくれーーーー」とさえ思うことがあるのに。

冷静になって他人の子供を抱くと、なんて赤ちゃんてかわいいんでしょう!

はっきりいって子供嫌いな私でしたが、他の子を抱いてちょっと幸せな気分になり、
ついでに無性に娘を抱っこしたくなり急いで帰ったのでした。



夫の頑張り

2006年03月15日 | 夫婦
会社の同僚の義理返しにご機嫌になっていた私ですが。

ホワイトデーの存在に気がつくと、夫からの品が俄然気になりました。

去年はピエールマルコリーニで買ってきてくれた我が夫。

流行り物にうといので期待していなかった分、昨年はその頑張りぶりに感動してしまいました。

はて今年は???


主人が帰宅してさりげなく(でもないか)「会社でお返しにこんなにもらったのー」とふってみる。


夫 「あ。そっかー。今日ホワイトデーか・・・・。ごめーん」
   と言いながら部屋退室

私 「・・・・」
  

ガーーーーーン。忘れてたの・・・か。忙しいし。仕方ないよね・・・。
ま、たかがホワイトデーだし。そんな気にすることもないよ。ね。と、思いつつ。腹がたってきた私。



すると。

部屋に戻って来た彼の手には立派な紙袋があるではないですか!!!

こてこてありがちでお恥ずかしい演技でしたが、夫はホワイトデーの品を
買ってきてくれていました。


今年はデルレイのチョコレート。

私は初耳でしたが、結構有名だったのね・・・。

昨年に引き続き、短い昼休みを利用して職場から30分はかかるであろう
お店まで買いに行ってくれた夫。

こういうわかりやすーーーい行動に弱いのよ。私。

しかも美味しい!

繰り返すようですが、夫は流行りものとかに本当に疎い。
美味しい飲食店なんて知るよしもない。
外食の時は常に私が店を探し決める有様。

そんな夫が店を探して買ってきてくれたと思うと、尚更ありがたく感じたのでした。

うれしいな~。

来年も期待しちゃうわー。

ありがとー>夫



追)今回は純粋に嬉しい気持ちを書かせていただきました。
  気分を害された方申し訳ありません。


   


贈り物に囲まれる喜び

2006年03月14日 | どうでもいい話
今日はホワイトデー。

はっきりいって忘れてました。

あまり義理チョコとか興味のない私でしたが、
職場で気の利く女性がとりまとめて購入し男性社員に
贈ってくれたものが返ってきました。

ソニプラやWESTのリーフパイなど。
明らかに義理なんだけど。

なんだか嬉しい!!

なんでもかんでも子供に結びつけるつもりはないのですが、
こんなに嬉しく感じるのも子供ができてからな気がする。

出産前は義理返しなんてこれーーーぽっちも心に引っかからなかった。

なんででしょう。


子供にしてあげる(子供から元気はもらってるんだけど)ことが多くて、
こうして何かしてもらえることがとーーーーーっても貴重に感じるのかもしれません。

感謝の気持ちを子供から教わってるのかな。

いやー。
贈り物って大なり小なり嬉しいですね~(単純?)。




だんだん子供がかわいくなる

2006年03月04日 | 育児・子育て
親ばかネタのつもりではないのですが。

1年以上たって最近、ようやく娘がかわいいと思えるようになりました。

そりゃー自分の子供だから当たり前だろうと思われがちですが、
正直娘が0歳の時には「子供かわいいでしょう?」といわれても、
即答で「はい」とは思えませんでした。

勿論、元気に生まれてきてくれたことにはとても嬉しく、
娘は生まれたときから大事な存在ではありましたが、
0歳児の頃は世話の大変さの方が先にきて、かわいいとか
言っている余裕が中々なかった気がします。

コミュニケーションも当時は一方通行だし。
わんわん泣きじゃくる娘がオッパイなのかオムツなのかそれ以外なのか、
当たるまでに時間がかかったり。
こっちは色々語りかけるけど、反応が鈍かったり。
(彼女なりに反応はしてくれていたが)
0歳児相手だと独り言をしゃべっているみたいで悲しい気持ち
になることも多々あり。

例えが悪いかもしれませんが、もし産後初期に娘が何らかの形で
いなくなっていたとしても、失う悲しみは今より小さかったのでは
ないかと思います。
「あんなに一生懸命育てたのに」
「あんなにお産が大変だったのに」
という口惜しさはあっても、娘と過ごした日々を思い返して涙するような
ことはない分、傷みは小さかったのではないかと思うのです。

それが今は娘も大分成長して、言葉は少なくてもコミュニケーションが
成立する。

そうなってくると娘との関係は一気に深まってくるような気がします。

育休の頃、先輩ママたちの「自分の子供がかわいい」というブログを
読んでいて、「いつか自分もそう思える日がくるんだろうか?」とか
「こう思えるこの人は私より母性が強いに違いない」と思っていましたが。

こういうことだったのか!と今ではわかるようになってきました。

昔、実母に「子育ては積み重ねよ」と言われましたが。
子供に対して本当の意味で愛情を持ち始めるのはこうした気持ちの
積み重ねなのかもしれません。

子供を産んだからといってすぐには母親にはなれず。
子供の成長に伴って、自分もじょじょに母親になっていき。
(いや、母親にしてもらってるのかも)
互いの信頼関係が築き上げられていくものなんですね。

って私だけ???

とはいえ、まだまだ世話が大変で切れそうになるときもあるんだけどさ。

やっぱり仕事頑張ろうかな

2006年03月03日 | 仕事
三歳児神話にいまさら惑わされていた私。

「子供との時間を長くしたほうがいいのではないか」と悩んでいた気もしたけれど。

もんもんもんと考えてみると、その根底には「今の仕事でいいのかな」という悩みがあることに気がついた。

私は復帰と同時に産休前の忙しい部署(いわゆる前線)から異動した。

今の部署は比較的時間の融通が利く。

そのおかげで娘の急な病気でも休みやすい。
そこは感謝すべきなんだけれども、子供が元気だったり、
両方の両親に娘の面倒をお願いできたりすると仕事が
はかどりまくってあっという間に終って暇になってしまうのだ。

せっかく子供を預けてまで会社に来ているのに、暇をもてあます。
社長や管理職などの代替がきかない(意外と代替きくのかもしれないけど)
仕事ならまだしも。

私はフツーの会社員。
たとえ私でなくても代わりはいくらでもいる仕事。
(サラリーマンの仕事なんて多かれ少なかれみんなそうなのかもしれないけど)
ついでに、今の仕事はやりたい仕事なのかと聞かれたら決してそうでもない。

そんな、自分が物凄い情熱を注いでいるわけでもない仕事のために、
子供との時間を割いていいのだろうかという悩みだった。

それは
「子供と密な時間をすごせているか」という子供との問題ではなく、
「私がその仕事に満足しているか。活き活きと働けているか」という
自分の中の問題だったのだ。

正直、今の仕事を活き活きとできているかというとそうではない。
今の仕事に満足しているかというとそうでもない。

でも、今思うのは、せっかく子供を預けてまで時間を作って仕事を
しているのならば。
その仕事がどんな仕事であれ、楽しんで活き活き働きたいと思う。
じゃないと娘にも申し訳ない。

なーんて。
少し前向きに考えてみようとしてるけど、またすぐ悶々としそうだ。


◆ぐーたんさんへ
ママが笑顔でいることが一番ですよね。
頑張ります。

◆お仕事ママさんへ
なんだか悶々が続いていてコメントの返事が
かけませんでした。
今はこんな心境です。


公立保育園へ転園

2006年03月03日 | ワーキングマザー
10月に復帰してから都の認証保育園に預けていました。

保育園選びでは結構色々、ぐだぐだと育休中に考えたり、
園を見学したりしていましたが、結局は復帰のタイミングには
公立の保育園には入れず認証保育園に通わせていました。

4月のタイミングなら入りやすいということで、
0歳児からの繰上げのない1歳児園を第一志望に。

見事というか、当然というか、公立保育園に内定しました。

ただ、正直あまり感動がありませんでした。

いや、嬉しいことは嬉しいのです。
でも、復帰のタイミングでなんとか公立に入れたくて、
一生懸命になっていた分、そのときに入れなければ後は
一緒というか・・・。

なーんて思いながら、今日はその面談でした。

園に入って、その気持ち一転!!

やっぱり転園できてよかった!!!

何がいいって、今の認証保育園はとにかく狭い。
10畳くらいの部屋に0才の子供が15人くらいいる。
保育士も最低3~4人はいるから、もうごった返していて。
当然病気もはやりやすい。
先生はとてもよくしてくれていいのだけれど、建物の悪さが
とにかく難点だった。

それが公立の保育園の広さといったら。
もう驚き。
一度、育休中に見学したことがあったが、娘が実際に園の中を
歩きまわる姿をみたら、やっぱりこれくらいの広さがあったほうが
いいと実感しなおしてしまいました。

窓からの日の入り方も、通気性も雲泥の差。

転園できたことを感謝せずにはいられません。

一方で、私がそうさせられたように、今の認証保育園にしか
入れることのできないお母さん方が当然いるわけで。
その気持ちを考えると、なんともいえない部分もあります。

偽善者ぶるつもりはないのですが、一人でも多くのお母さんが
安心して子供を預けられるようにはならないものなのかなあ
と思ったりします。