「チーム・バチスタの栄光」 海堂尊著
東城大学医学部付属病院は、
米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、
桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。
彼が構築した外科チームは、
心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、
通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇り、
その勇名を轟かせている。
ところが、3例立て続けに術中死が発生。
原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に
危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、
不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。
壊滅寸前の大学病院の現状。
医療現場の危機的状況。
そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。
医療過誤か、殺人か。
遺体は何を語るのか…。
栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。
第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
この作品は、今とても話題になっていますね~
2008年には映画化される予定もあるのだとか
私は、いわゆる『医療もの』が結構好きなんですが
この作品は個人的には、ちょっと読みづらかったかな?
独特の語り口と、飛び交う専門用語にどうもなじめなくて(^^;)
シリーズ化されているので、とりあえず順に
読んでみる予定です