皆様、あけましておめでとうございます。
新年は、コーヒーを淹れ、岩城宏之指揮の「第九」を聴きながら、メインサイト「Hinduism & Vedanta」のコンテンツ「バガヴァッド・ギーター解題」を書きつつ迎えました。
岩城宏之氏は、「ベートーヴェンの交響曲 全9曲」を一晩で指揮するという偉業に、昨年に続き挑戦なさっていました。オーケストラも、素人目には、特に不満も無かったのですが、第九の4楽章で入る合唱団の、歌というよりは表情がとても気になりました。いかにも素人の集まりという感じの、様々な、というよりも気儘な表情がアップで放映され、日頃気にすることも無かった合唱団にも、やはりプロがいたのだな、などと考えてしまいました。
その後、ベルリン・フィルの「ジルベスター・コンサート」を鑑賞しました。
指揮者が、アバドからサイモン・ラトルに代わってからのベルリン・フィルの演奏を聴くのは初めてです。今年は、「モーツァルト生誕250年」ということで、オール「モーツァルト プログラム」でした。さすがにベルリン・フィル、カラヤン時代から考えると、ずいぶん音も軽くなったような気がしますが、日本のオーケストラとはやはり次元が違いますねぇ(演奏者の表情は、カラヤン時代の奏者と比べると、若い分、品格や深みにかけるような気もする)。
特に印象に残ったのは、「交響曲 第38番 プラハ」でした。ちょっと暗めの極上のシルクのような音色で、丁寧に、たおやかに、そして表情豊かにして感傷に堕すことの無い健全なモーツァルトが、ラトルの棒のもと、紡ぎ出されていきました。モーツァルトでこれだけの演奏をするとは、ベルリン・フィルがラトルを選んだのは大正解だったようです。これからが楽しみですね。
ところで、フルートを吹いていたのはエマニュエル・パユでしょうか。ベルリン・フィルを出たとばかり思っていたのですが、この日のためだけに呼ばれたのでしょうか。パユを聴くのも初めてです! まるで春風にとけていくような、そんな音色と演奏でした。さすがに目立っていましたね。自分としては、フルートであっても、もっと芯のあるしっかりした音色が好きなのですが、人気が在るのもうなずけるような演奏でした。
ということで、今年は、「バガヴァッド・ギーター」と、「クラシック音楽」で始まりました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年は、コーヒーを淹れ、岩城宏之指揮の「第九」を聴きながら、メインサイト「Hinduism & Vedanta」のコンテンツ「バガヴァッド・ギーター解題」を書きつつ迎えました。
岩城宏之氏は、「ベートーヴェンの交響曲 全9曲」を一晩で指揮するという偉業に、昨年に続き挑戦なさっていました。オーケストラも、素人目には、特に不満も無かったのですが、第九の4楽章で入る合唱団の、歌というよりは表情がとても気になりました。いかにも素人の集まりという感じの、様々な、というよりも気儘な表情がアップで放映され、日頃気にすることも無かった合唱団にも、やはりプロがいたのだな、などと考えてしまいました。
その後、ベルリン・フィルの「ジルベスター・コンサート」を鑑賞しました。
指揮者が、アバドからサイモン・ラトルに代わってからのベルリン・フィルの演奏を聴くのは初めてです。今年は、「モーツァルト生誕250年」ということで、オール「モーツァルト プログラム」でした。さすがにベルリン・フィル、カラヤン時代から考えると、ずいぶん音も軽くなったような気がしますが、日本のオーケストラとはやはり次元が違いますねぇ(演奏者の表情は、カラヤン時代の奏者と比べると、若い分、品格や深みにかけるような気もする)。
特に印象に残ったのは、「交響曲 第38番 プラハ」でした。ちょっと暗めの極上のシルクのような音色で、丁寧に、たおやかに、そして表情豊かにして感傷に堕すことの無い健全なモーツァルトが、ラトルの棒のもと、紡ぎ出されていきました。モーツァルトでこれだけの演奏をするとは、ベルリン・フィルがラトルを選んだのは大正解だったようです。これからが楽しみですね。
ところで、フルートを吹いていたのはエマニュエル・パユでしょうか。ベルリン・フィルを出たとばかり思っていたのですが、この日のためだけに呼ばれたのでしょうか。パユを聴くのも初めてです! まるで春風にとけていくような、そんな音色と演奏でした。さすがに目立っていましたね。自分としては、フルートであっても、もっと芯のあるしっかりした音色が好きなのですが、人気が在るのもうなずけるような演奏でした。
ということで、今年は、「バガヴァッド・ギーター」と、「クラシック音楽」で始まりました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
新年をクラシック鑑賞で迎えたとは、粋ですね。
ところで、便造さんはインドの世界的指揮者ズービン・メータのコンサートに行かれたことがありますか?
私は彼がパールシー(拝火教徒)なので、関心を持っているのですが。
すんごく高尚な年越しだったんですね。
私とはえらい違いだなぁ。
クラシックなんて、もう何年も聞いてない気がするし。
クラシックを語らせると、けっこう書くんだね。
いっつも、「筆不精」とか言って逃げ回っているけれど、そうじゃないことが分かったから、これからは「筆不精」は通用しないと思ってくださいね。
(新年早々プレッシャーをかけてやるぅ)
今年も便ちゃん相手に、アホなことをたくさん書こうと思ってますので、よろしくお付き合いくださいね。
(暴露記事も、楽しみにしててねぇ)
本年もよろしくお願い致します。
実はズービン・メータのコンサートは、未だ行ったことがありません。
私がコンサートに足を運んでいた頃は(と、言ってもわずかな期間ですが)、メータの評価が低かったこともあり、実演では、ついぞ聴く機会に恵まれませんでした。でも、メータが指揮した「三大テナー」のコンサートを収録したレーザーディスクは繰り返し視聴しておりました。
来年のウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」は、数年ぶりでメータが振るらしいですね。
メータが振るオーケストラは、ちょっと厚手の音を響かせていた印象があるのですが、どのように変わっているのかとても興味があります。
あっ、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いしますね。
それから、暴露はお手柔らかに^^;
いや~、筆不精のせいで、言いたいことの10分の1も書けなかったよ。
思考をそのまま、打ち込んでくれるキーボードがあればいいのですが。
しかし、4羽のひよこ。駄々をこねているのか、暴露しようとして喜んでいるのか分かりませんが、なんか可愛いですね。4羽使うという発想が素晴らしい!
「おしょうがつ」なのでしたぁ。
(小さい頃、そんなナゾナゾを、喜んで言っていた私・・・今も変わらない^^;)
あ、おめでとを言い忘れましたね。
一日遅れだけど、おめでとです。
充実した一年を送ってくださいね。
ひよこちゃんは、色々な意味を込めました(笑)
もっと高尚なことかと思っていた(^.^)
最近は、とみに頭の回転が鈍ってきたような気がする。
なんかつぼを外しまくっているような・・・・・・。
クラシックがお好きなら、合唱もお好きになってくださいよ(^^)。もちろんプロの合唱屋さんもたくさんいらっしゃいますが、経費の関係その他もろもろで、必ずしもプロが歌ったものだけがいい、とは限らないのが合唱のおもしろさだと思うんですよ。うん。
たとえばカール・リヒターが率いていたミュンヘンバッハ、ミシェル・コルボが率いているローザンヌはアマ+セミプロと言われています。
実際に中に入ってみると、独唱や重唱よりも合唱のほうがはるかに難しいと思うんですが、経済的その他の事情で、この一番難しいものになら、アマチュアは切り込んでいかれる、というのがすごいところ。そして、そういう理由で、よい演奏は必ずしもメジャーレーベルで出てたりしない、というのもまたおもしろいところ。
てわけで本日はこの辺で。
吟遊詩人さんのブログでのお書き込み、いつも楽しく読ませていただいてます。
実は合唱も結構好きで、といっても「ガーディナー指揮 モンテヴェルディ合唱団」限定になってしまうのですが・・・・・・。
「ガーディナー」は、カラヤン、バーンスタイン亡き後、唯一CDをまめに購入し続けた指揮者です。それもこれも、「モンテヴェルディ合唱団」の統制の取れた清澄な合唱の素晴らしさに惹かれてのものです。
今回の件は、「歌」というよりは、歌っているときの「顔つき」がずいぶん気になったということです。歌は、聴いている限り全く気にならなかったのですが、合唱団がアップで映し出されると、ずいぶん素人っぽさが出ていて、「歌声」と「表情」のギャップに驚いた次第です。
>カール・リヒターが率いていたミュンヘンバッハ、
>ミシェル・コルボが率いているローザンヌはアマ+セミプロ
そういえば有名な「晋友合唱団」もアマチュア合唱団でしたね。確かにこのような事例は、合唱の懐の深さを教えてくれるのかもしれませんね。
プロの大人の合唱団だったら、タリススコラーズ、プロアンティカケルン、とか、かっこいいと思いませんか(^^)
アマでしたら、もしチャンスがあったら、盛岡バッハ・カンタータフェライン、というところの演奏をお聞きになったら、いいんじゃないかと思います。ここは市販CDはありません。岡山バッハ協会、というところのものがあったら、同じ指導者でメンツがかなりかぶっているんで90%オススメ、、、かなぁ。
2007年?予定では、H.ヴィンシャマン、ドイツバッハゾリステンと一緒にバッハのヨハネを盛岡でします。
ガーディナーの「ベートーベン交響曲全集」は昨年やっと手に入れました。ちょっと置き場所が無く、本棚の上に上げてしまったせいで未聴のCDになってます^^;
これを機会に、近々聴いてみますね。
ポイントは「ティンパニ」ですね!
「タリススコラーズ、プロアンティカケルン」は知りませんでした。なにしろ、合唱団を意識して聴いたのは「モンテヴェルディ合唱団」だけだったもので・・・・・・。
でも「ドイツバッハゾリステン」との共演とは、素晴らしい体験になりそうですね。