ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
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こんな夢を見た。4

2010年06月23日 02時24分44秒 | 夢日記
政治家の小○○郎と、ワイルドシティまほろのホテルで結ばれる。正確に言うと、結ばれんとしてホテルの廊下を一緒に歩いている。ホテルは小○○郎が権力にものを言わせて取ってくれた。もちろん、部屋はふたつだ。部屋の鍵はキーホルダー部分が木製で、私のキーホルダーには「626」、小○○郎のキーホルダーには「624」と刻印されている。
団体さんの宴会が終わったところらしく、お膳がそこここに乱雑に置かれ、着物姿の従業員の女性たちが忙しく立ち働いている。そのなかを、小○○郎と私は部屋番号の表示をたしかめながら歩く。
「小○さん、あとで下のコンビニでお茶と煙草を買ってから、そちらの部屋にうかがいますね」
と、私は小声で小○○郎に言う。私は彼に好意を抱いており、「先生」とは呼びたくないと思っている。
「雨が降ってきているよ。わたしが買いにいこう」
と、小○○郎は言ってくれる。
「ううん、だからこそ、私が行きたいんです。小○さん、けっこう年なんだから、雨に濡れて風邪でも引いたら大変でしょ」
それに、小○さんがうろうろ出歩いて、妻じゃない女との密会がばれたら大変でしょ。と、私は心のなかでこっそりつけ加える。
こいつめ。うふふ。的な、じゃれあいをする。
私が小○○郎と会ったのは、今晩のことだ。偶然、居酒屋で隣りあって意気投合した。ちょっと酔いがまわってきたころに、
「このあと考えなければならないのは、わたしたちがホテルに行くかどうかだ」
と突如として小○○郎が持ちかけてきたので、私はたいそう驚いて、
「小○さんは私とホテルに行きたいんですか?」
と尋ねた。
「行きたい」
と小○○郎は言った。すごく純粋な目で、でも、「もちろん断ってもいいんだよ」という余裕も含んで、小○○郎は私をまっすぐに見ていた。
「私もです」
と私は言った。
小○さんが私を、権力にすぐなびく女だと思ったらどうしよう、と少し心配になった。それから、小○さんはきっといつも、小○さんのことを本当に好きになってホテルへ行く女のことも、心のどこかで「俺に権力があるからかな」と少し疑ってしまうんだろうなと考え、それはちょっと哀しいことだと思ったのだった。
部屋はなかなか見つからない。目が合うたびに、小○○郎と私は、「困ったね」という気持ちと、「なんだか照れくさいね」という気持ちが混ざった微笑みを交わす。私たちは適度な距離を保って、緊張と興奮で早足になるのをなんとか抑えつつ、ホテルの廊下を歩いている。

※なんとも妙な方向に暴走しだした私の夢。魂のやる気を養いすぎたか……!